金田 正一の名言 Masaichi Kaneda
誰よりも多く上手くいく経験をするためには、誰よりも多くの上手くいかない体験をすることになります。
これが自然界の法則ですね。
このことを体得していないと夢の実現を諦めてしまうことにもなりますし、少しでも先の境地に進んで行くことができなくなります。
この法則を体得していくためには、上手くいかないことの本質、真意を知ることが重要になりますね。
上手くいかないことがあれば感情的にも思考的にも乱されたり悲観的に考えこんだりしがちですが、上手くいかないことの本質は上手くいったこととそれほど大きな違いはありません。
上手くいったことでも、そこから本質を掴んで次以降に活かされなければ感情的に一瞬だけ嬉しいと感じるだけで、その体験をした価値が低くなってしまいます。
また上手くいかなかったことは上手くいったことより濃い学びがありますから、次に生かすことができればそれだけ大きな飛躍に繋がっていくでしょう。
そう考えていくと、上手くいったこともそうでなかったことも本来喜ぶべきことです。
ただ人間の感情のエネルギーも推進力になるものですからとても大切なものです。というより必要不可欠なものでしょう。
しかし良きにつけ悪しきにつけ、いつまでもその感情に浸っているだけでは、次に生かすという最大の恵みに繋げていけませんので感情からは一瞬で離脱していくことです。
この次に向けてのアクションにどれだけ早く移せるかで、どこまで遠くにたどり着けるかが決まってくると言ってもいいでしょう。
誰よりも遠くにたどり着きたいのであれば、誰よりもたくさんの体験を嬉々として次に繋げていくことです。
この達人への道の秘訣をぜひ体得していってください。
(浜本 哲治)
長嶋茂雄デビュー戦を4打席4三振に封じ込めたと報じる新聞記事 Wikipediaより