サント=ブーヴの名言 Charles Augustin Sainte-Beuve

サント=ブーヴ(Charles Augustin Sainte-Beuve)Wikipediaより

判断するときは皮肉を避けなければならない。
精神のあらゆる成功のうちで、皮肉が最も聡明からは遠い。

サント=ブーヴ Charles Augustin Sainte-Beuve

フランスの文芸評論家 小説家 詩人 近代批評の父 1804〜1869
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)


皮肉は、思感を思考が邪魔することで起こるのかもしれません。

自分自身に対しても、他の誰かに対しても、感情を感じるだけであればまだいいのですが、そこからあれこれと思考を巡らせていくことが、どうやら皮肉に繋がってきているようです。

感情を思考で分析しても、あまり夢の実現のために創造的なことは生まれてきません。

むしろ感情は感情のままで感じて、思考は常に夢にフォーカスさせることに専念させて、余計なことを考えさせない方がいいでしょう。

時に感性と感情を混同していて、特に感情を感性だと勘違いしているケースは多いですね。

感情は思考の産物であり、感性は思感の中にあるものです。

本質を掴む能力なども感性の大きな役割ですが、これは思考で考えようとしなくても、瞬時にすべてキャッチしているものです。

そのキャッチしたものを思考で理解できるかどうかが、学ぶことと言ってもいいでしょう。

皮肉は、それだけでも心地良いものではなく、非常に不自然さを感じるものですが、脳のメカニズムからしても、本質や自然からは非常に遠くにある現象で、まさに聡明と言える状態からは離れています。

感情は推進力のエネルギーになるものですからとても大切なものですが、それに囚われ過ぎてしまうと推進力になっていきません。

感情を思考で分析したり、考えたりすると、自然な状態から遠ざかっていくと理解してください。

例えば、喜びの感情でも、感じた後から思考であれこれ考え始めると、あまり良い方向には進んでいかないでしょう。

ネガティブな感情であれば尚更です。

ただ人間は感情の穴を掘るのが大好きなようで、ここで大切な時間を多く費やしてしまっています。

一点を掘り下げるのは、才能や夢の追求だけで充分です。

ぜひ感情に思考をかぶせていく、皮肉な状態は即座に手放してください。

この状態の時間が少なくなっていくだけでも、心身ともに不自然なストレスが大いに減少します。

(浜本 哲治)

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