北方 謙三の名言 Kenzo Kitakata
まだ傑作を書き上げたなんて夢にも思ったことはない。
もしそう思ったら、僕は小説家をやめてしまうだろう。
北方 謙三 Kenzo Kitakata
小説家 1947〜
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)
頂点にたどり着いたと感じたり、そう思ってしまったら、後はどんどん興味が薄れてきてしまうものでしょう。
ただ自然界では、どんな分野のどんな能力でもそれ以上先がないというものはありません。
必ずさらに先が、高みが、深みがあります。
それが無限の可能性のある自然界の醍醐味と言ってもいいでしょう。
先や高みが見えない状況になっているとしたら、視野が狭くなっていたり思考枠に囚われていたりして目の前にある可能性が見えていないだけです。
仮にその人生のすべての時間を捧げても極められるような分野、領域、能力はないでしょう。
まただからこそ自然界の人生は愉しいものですね。
自然界で幸せ、充実感を感じられのは、今目の前の瞬間しかありません。
その目の前の今に最高を感じていくには、目指すものにチャレンジしている今にしていくことです。
まだまだ永遠に開拓できる領域があって、それに寸暇を惜しんでチャレンジしていき、少しでも遠くに、高くに、深くにたどり着けることができたら、また昨日より少しでも前に進めていたら、これ以上の幸せ、充実感はありませんね。
自然界のすべての存在には果てしない欲が存在します。
これは無限の可能性のある自然界をどこまでも開拓して、どこまでも進化を続けるために授けられているものでしょう。
ぜひあなたの大欲、大志をどこまでも果てしなく追求していってください。
北方 謙三さんのこんな名言もありました。
やっと作家になれたのは、自分の背丈を超えるボツ原稿の山を築いたときだった。
北方 謙三の名言
仕事と遊び両方とろうよ。
生きる喜びとは、自分の楽しみと仕事をどうリンクさせるか、もう、そのことに尽きると思うんです。
北方 謙三の名言
戦うことを決めた人間にとって、死ぬまで負けはないよ。
途中で負けたって、それは一時的な負けであって、どこかで盛り返してやればいいだけなんだよ。
北方 謙三の名言
(浜本 哲治)