ジェローム・K・ジェロームの名言 Jerome Klapka Jerome
あなたがうそつきの達人でないならば、常に真実を語るというのが最良の策だ。
ジェローム・K・ジェローム Jerome Klapka Jerome
イギリスの作家 1859〜1927
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)
嘘をつくことは非常に大きな不自然なストレスを抱え込み、自分自身に大きなダメージを与えることになります。
このことに気づくことが大切ですね。
もちろん嘘をついた人などに迷惑をかけることはあるのですが、そのことによって自分自身が受けることも含めて、自分自身のダメージが最大になります。
これは嘘をつくことだけではなく、放出するエネルギーすべてに言えることです。
誰かを攻撃する言動は、もちろん最大のダメージは自分自身です。
このことに気づかずに、心身の健康を自ら損ねている人は意外と多いものです。
またそういう人に限って、会話をしているとすべての現象の原因が自分という一人称ではなく、他の誰かという二人称であったり、環境のせいだとする発言が多くなっています。
また嘘をついてしまうと、それを覚えていなければならなくなり、このストレスも尋常ではありません。
自然界での人生を最高のものにしていくには、できるだけあらゆるものを抱えない人生にしていくことですね。
そのためにも真実だけで過ごしていくことが最良です。
その場しのぎでやむを得なくついた嘘でも、また小さな嘘でも、積もり積もっていくと大きな堆積にもなりますし、大きな不自然なストレスにもなります。
そして必ずまた同じような現象に遭遇したり、そのツケは払うことにもなります。
もちろん夢の実現や事の成就にも、嘘は全く意味を成しません。
健康に関しても、身体づくりなども心身には嘘は通用しません。
必ずやっただけ、やらなかっただけの結果しか現れて来ません。
自分自身を、また才能、能力を磨いていくにも取り繕ったり、飾ったりしても結局最後には真実しか残らないわけですから、最初から真実をそのままの自分を磨き高めていくようにした方が、遥かに高いレベルに速く到達することができます。
ぜひあなた自身のためにももちろん、関わるすべての人や存在のためにも真実の中で進んで行ってください。
これはいつからでも歩み始められる道です。
その快適さ、抜群の効果は嘘や、脚色をひとつひとつ手放していくと実感していけますよ。
(浜本 哲治)
ユーウェルムでのジェロームの墓(2009)Wikipediaより