プブリウス・シルスの名言 Publilius Syrus
変更できない計画は、悪い計画だ。
プブリウス・シルス Publilius Syrus
古代ローマの喜劇作家 紀元前46〜29年頃活躍
無限の可能性のある自然界で、何事も固定化してしまうことは、夢などの実現の可能性を狭めてしまうことになります。
無限の可能性があるということは、完成や完璧が存在しないということです。
常にさらなる高みがそこにあるだけです。
そんな自然界では、ロケットなどの打ち上げで目的地にたどり着かせるのと同じように、常に軌道修正をしていくことが、自然界での自然なチャレンジになります。
そして、より早く確実に目的地に到達していく重要な秘訣になりますね。
極端に言えば、到達点さえ明確になっていれば、その過程には必要以上に囚われないことです。
手の上げ下げまで計画で決めてしまうようなものを見かけることもありますが、自然界ではまず役には立たないでしょう。
夢の場合であれば、当初イメージした夢を確実に実現させていくためには、その夢自体を進化させることが必要なことになっていきます。
このように、夢さえも変化させることが必要なわけですから、その過程が変化しないことは非常に不自然だと言えるでしょうし、実現力は極端に低くなります。
綿密に計画を立てることは大切なことですが、それに囚われすぎないこと。
過程のチャレンジでは、どんどん感じたもの、感性をフル活用して可能性を広げていくことですね。
それでこそ、あなたの素晴らしい才能も生きてくるというものですね。
プブリウス・シルスさんのこんな言葉もありました。
腹の立つようなことは何事であれいっさい避けたほうが賢明である。
人は論じすぎて、真実を見失う。
否定しようとすることを、物静かに拒否することが親切だ。
恩恵に感謝する者は、恩恵からより以上のものを引き出す。
他人の境遇というものは良く見えるものだ。
同じように我々の境遇もまた、他人からは良く見えているものだ。
(浜本哲治)