塩原 研治の名言 Kenji Shiobara

塩原 研治(Kenji Shiobara)

技術の伝承とは、既存の知識を勉強するところにではなく、いま、一番むずかしい課題を突破するところにしかありません。
つまり、そのためには、まず自分たちが先輩から受け継いだ技を少しでも高めないといけないわけです。

塩原 研治 Kenji Shiobara

時計職人 現代の名工 1958〜


塩原さんの、こんな言葉もありました。

自分の仕事が100年も200年も残ってゆく、
先人たちの知恵を継承してゆくことこそ技術士の使命である。


無限の可能性のある自然界では、技術的、技能的にも極みがありません。

常にさらに奥があります。

そこをいかに探求していけるかです。

これは、どんな分野でも言えることですね。

これでいい。これで終わりだと考えてしまえば、その先の道は見出すこともできなければ、技術、技能的にどんどん後退していくことになります。

常に自然界は進化して行ってますからね。

多くの知識、情報を持つことも大切なことではありますが、それを活かせてこそ、その価値が出てきます。

今まで突入できなかった領域に、手を伸ばせてこそ意味があるものになってきます。

深く追求できたものほど、時空を超えて継承、伝承されていくことになります。

そして、時空を超える追求とは自然に近づくことです。

そして先人がたどり着いた境地を超えることができてこそ、真に受け継ぐことができたと言えるでしょう。

それぞれの時代に生きる存在は進化を実現できてこそ、先人にも未来の子どもたちにも、報い、愛を届けられたことになるでしょう。

ぜひあなたの探求している分野の、あなたがどこまでも追求したい一点で、先人を超え、未来の子どもたちの先鞭をつける領域にまで高めていってください。

塩原さんの、こんな言葉もありました。

セイコーの研修センターは土日になると休みなのですが、休みは『カリキュラム通りではなく時計の勉強を自由にできる日』と思っていたぐらい、時計の世界に入りびたっていました。


私は不器用なタイプなのですけど、時計の修理においてはそれもひとつの個性と捉えて、直観でパッと仕事を進めるのではなく、あらゆる方法を試してから最善の方法を見つけるという手順を追求することにしたんです。


(浜本哲治)

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