菅原 道真の名言 Michizane Sugawara
海ならず たたえる水の 底までも 清き心は 月ぞ照らさん
菅原 道真 Michizane Sugawara
平安時代の貴族 学者 漢詩人 政治家 845〜903
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)
日々色んなことに遭遇して、理不尽と感じることもあるでしょう。
そんな時に今の人間界では、目には目をという感覚で怒り、憤りを相手や何かにぶつけることが多くなっているでしょう。
しかしそれでは根本的なものは何も解決していきません。
愛が愛を生むように、怒りは怒りしか生みません。
心身の健康の問題を、表面的に薬で誤魔化しても決して健康にはなれないのと同じですね。
すべては根源、本質にアプローチして根本的な解決をしていくしかありません。
全ての根源は自分の中にあります。
あらゆる現象は自分の内面が引き寄せているのだと考えるのが、全ての現象がエネルギーの共鳴で起こっている自然界の原理に沿った自然な考え方になります。
外に、誰かに感情などを向けている時間とエネルギーがあれば、すべての原因になっている自分の内面を磨くことに費やした方が、はるかに夢の実現にも能力の開発にも好影響を与えていくでしょう。
そして自分の内面をどこまでも深く磨いていくことは、その深さに応じた出逢いが待っていることになります。
出逢いは明らかに自分次第です。
どんなに接点があったとしても、お互いに魅力を感じなければその出逢いは実現していきません。
会ってはいても出逢いや交流に結びついていかなければあまり意味のないことですね。
どこまでも深く光が届く、光の強い人はいますが、その光も底が浅ければ、そのレベルで透明度が低ければ、そのレベルでしか交わることができないのは火を見るより明らかなことです。
どうぞ限られた時間の人生、一日の中で外に怒りなどを向ける時間を過ごすのと、自分を磨く時間にするのとでは雲泥の差が現れてくることをしっかりと認識して、どこまでも深くあなた自身を磨き込んでいってください。
菅原 道真さんのこんな名言もありました。
万事皆夢の如し 時々彼蒼を見る
(何もかも夢のように思えて、あの青空を仰ぐばかりだ)
菅原 道真の名言
未だ曾て 邪は正に勝たず
(邪心は正義に勝った事はない)
菅原 道真の名言
これまでに紹介した菅原 道真さんの名言です。
(浜本 哲治)
道真の産湯井戸と言われている井戸、菅原是善邸跡、京都市上京区 Wikipediaより