東郷 平八郎の名言 Heihachiro Togo
神明(しんめい)は、ただ平素の鍛錬に力(つと)め、戦わずして既に勝てる者に勝利の栄冠を授くると同時に、一勝に満足して治平(ちへい)に安ずる者より直ぐに之を奪う。
古人曰く、勝て兜の緒を締めよ、と。
東郷 平八郎 Heihachiro Togo
幕末から明治時代の薩摩藩士 軍人 1848〜1934
東郷平八郎さんのこんな言葉もありました。
「五省」
至誠にもとるなかりしか
言行に恥ずるなかりしか
気力に欠くるなかりしか
努力に憾みなかりしか
不精にわたるなかりしか
どんな事の成就を成し遂げるにも、
大切なことですね。
どんな結果が現れたとしても、
すぐに次の道があります。
その結果に満足してしまっては、
そこから先の成長、進化はありません。
自然界の事の成就は、
常に2割程度の実現力です。
その2割が、事の成就に、
必要なものが現れてくるように、
圧倒的なチャレンジをしていくことです。
この2割を10割にすることは、
自然界では難しいことですし、
それは、無理をすることと同義でしょう。
10割にしようとしても、
せいぜい3割程度が関の山です。
それよりも、事の成就に必要なものが、
2割の中に現れてくるような、
10割のチャレンジに勤しんでいくことですね。
もちろん、いたずらに、いい加減に、
チャレンジを増やすだけでは、
2割の確度も低下していきますから、
意味のないことになります。
戦わずして、すでに勝つチャレンジ。
当たり前のレベルを高めていくこと。
このチャレンジが大切ですね。
(浜本哲治)
東郷平八郎誕生地 Wikipediaより