養老 孟司の名言 Takeshi Yoro

養老 孟司(Takeshi Yoro)Wikipediaより

変わっていくこと。
それが学ぶこと、知るということです。
自分が変わっていなかったら、何も学んでいないと思えばいい。

養老 孟司 Takeshi Yoro

解剖学者 1937~
Wikipedia


自分自身が変わることは本来楽しいことです。
自分が変われば世界が変わってきますからね。

ただ、変わることに恐怖心や抵抗を感じるものです。
その要因としては、ひとつは変えられないところを無理に変えようとしている場合です。
あなたの本質的な部分、あなたらしさを変えようとしてもこれは難しいことですね。

自分を変えたいと思うことは素晴らしいことですが、変えられないところ、変えちゃいけないところがあるのも事実です。
そんなところを無理に変えようとしてストレスを抱え込み、立ち止まっているケースをよく見かけます。

もうひとつの要因は習慣の壁ですね。
人間の行動は多くの場合習慣に支配されています。

わずかなことでも変えようとすると脳がストレスとして抵抗しますから、一瞬は変えられたとしても、徐々に長年の習慣によって戻されてしまい元の木阿弥になってしまいます。

何かを決意してチャレンジを始めたり、素晴らしい話しに触れてハイテンションになっても三日坊主で終わったり、一晩寝ると元に戻っているのも、まさに習慣の壁ですね。

知ることと出来ることは別物であることを知った上で、自分自身が変わることが本当の意味で「学んだ」ことになります。

知識や情報を得ることが学びではありません。
気持ちを高揚させることだけでも学んだとは言えません。
習慣の壁を乗り越えて自分が変わってこそ、初めて学んだと言えます。

あなたの天才の発露も、運命として起こることも、周りの環境に依る部分は大きいものです。
しかしその環境も、あなたが変わることであなたの変化に応じて変わることを、どうぞあなたが変わることで体感してください。

あなたが変わることでしか環境は変わっていかないものです。
あなたが変われば世界が変わる。これは厳然とした真理です。

本当の学びをして、あなた自身が変わる喜びと、世界が変わっていく楽しみを味わい尽くしてください。

養老 孟司さんのこんな名言もありました。

将来のことならちゃんと考えている、という人もいるかもしれませんが、それは恐らく自分が予想できる未来です。
大事なのは予想どおりになんか、とてもいくわけがないと理解することです。

養老 孟司の名言

すでにやってしまった以上は、その結果がよいほうに向かうように、あとの人生を動かすしかない。

養老 孟司の名言

人間を構成している成分は約1年で90%入れ替わる。
人間は川のように流れ移り変わる。本当の自分など存在しない。

養老 孟司の名言

本当に好きなら苦労はいとわない。
苦労が苦労ではないからである。
苦労したくないなら、結局それほど『好きではない』のである。

養老 孟司の名言

一歩を踏み出さなきゃ、好きかどうかも分からない。

養老 孟司の名言

壁は全て、自分が作っている。

養老 孟司の名言

暇がないというのは気分であって、必ずしも事実ではない。
結論を急ぎすぎて経過を楽しまない。それが忙しいということである。

養老 孟司の名言

人生でぶつかる問題に、そもそも正解なんてない。
とりあえずの答えがあるだけです。

養老 孟司の名言

(浜本 哲治)

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