野村 克也の名言 Katsuya Nomura
リーダーシップとは人を動かす、先を読むこと。
人を動かすのは、生きがい、夢、希望、目標、目的、ビジョン、興味、関心。
野村 克也 Katsuya Nomura
元プロ野球監督 1935~
リーダーシップを発揮するのはもちろん組織においてもそうですが、ひとりの人間としても、自分自身の身体の組織を動かす、自分の心が身体を動かす、自分自身の先を読むということになりますから、まさに同じことですね。
例えば組織の一員となった時に、自分自身が常にモチベーション高くチャレンジしていけるのは、夢や希望が明確になっていることでしょう。
不安や恐怖では一時的、瞬間的にはパワーを発揮できるかもしれませんが、長続きすることはありません。
ところが組織にはこういうものを求めながら、自分自身のリーダーである自分では、これが出来ていないケースが本当に多いものです。
あなたの組織のリーダーが、不安ばかり口にしていたら、恐怖心ばかり煽っていたら、組織が上手く機能することはありません。ついて行く気も失せてしまうでしょう。
もちろん明確になっていない掛け声ばかりでもダメですね。
ビジョンになっていないポジティブなだけの激励は、すぐに不安を駆り立てることになります。
同じことをあなたの脳や身体に強いてはいけません。
不安なこと、心配なこと、ネガティブなことばかりに心をフォーカスしていては、あなたの心も身体も疲弊してしまって当然ですね。
ぼんやりとした目指すものがはっきりしない状態で、元気だけ、明るさだけ出していこうとしても長続きしませんし不安が増していくだけですね。
国や組織に求めていることは、あなたに対して、あなたを動かしてくれている、あなたの細胞、脳、心、身体が求めていることだということをどうぞお忘れなく。
自分自身のリーダーシップを悠然と溌剌と取れるようになれば、どんな組織でもリーダーシップを発揮できます。
まずはあなた自身の名リーダーになってください。
人を動かすことは、あなた自身を動かすことに他なりません。
先を読むことは真理、自然の摂理を学ぶことです。
これに尽きるでしょう。
これまでに紹介した野村 克也さんの言葉です。
(浜本哲治)