丸山 敏雄の名言 Toshio Maruyama

丸山 敏雄(Toshio Maruyama)Amazonより

人はわが鏡
今日までは、相手の人を直そうとした。
鏡に向って、顔の墨をけすに、ガラスをふこうとしていたので、一こうにおちぬ。
自分の顔をぬぐえばよい。
人を改めさせよう、変えようとする前に、まず自ら改め、自分が変ればよい。

丸山 敏雄 Toshio Maruyama

倫理研究所創設者 1892〜1951
Wikipedia(日本語)


この大切な自然界の真理を理解できていない人は本当に多いですね。

それがたとえ自分の子供であろうと、変えようとすることは不自然なことで上手くいくことはありません。

周りを笑顔にしたければ、自分自身が大いに笑うことです。
自分自身が笑顔になれることにチャレンジしていくことです。

さらに言えば、感情的に何か嫌なことに遭遇すると、その嫌なことをもたらした人や出来事のせいにしがちでその人などを変えようとすることが多いのですが、これもその要因をたどっていくと必ず原因は自分自身の中にあります。

それが自然界のエネルギー伝播、反射の法則です。

この法則をしっかりと理解し、その根源である自分自身を変えていこうとしていけば、あなたの身の回りに起こること、大切な人の言動も理にかなっていると理解できるでしょうし、感情的にも受け入れやすいことがたくさん起こってくるでしょう。

どうぞ不自然に流されて、不自然なストレスを感じなくてもいいように、常にあなた自身と向き合っていってください。

この原理原則に気づき、言動を変えていくだけであなたの身の回りは音を立てて素晴らしい方向へとすぐに変わっていきますよ。

丸山 敏雄さんのこんな名言もありました。

商売繁盛の8ヵ条
(1)気がついたら、すぐすること。
(2)人を好き嫌いせず、物を好き嫌いせぬ
(3)金払いをよくすること。
(4)天候気候について不平不満をもたぬこと。
(5)時勢の変動に、すばしこく対処せねばならぬが、ビクビクせぬこと。
(6)人を信じ、己を信じること。
(7)早くはじめて、早く終わること。
(8)思いきって断行する。

丸山 敏雄の名言

事業の上でも経済の上でも、その他奇禍にあった場合でも、恐れ、憂え、怒り、急ぎ等々の私情雑念をさっぱりと捨てて、運を天に任せる明朗闊達な心境に達した時、必ず危難をのがれることが出来る。
見事に窮地を脱することは古人の体験であり「窮すれば通ず」とは、このことをいうのである。

丸山 敏雄の名言

山の中に入り込むと山は見えません。
泳いでいては海の偉大さはわかりません。
ほんとうに生活そのものの意義(実は自分そのもの)を見きわめるためには、自分の生活・仕事から全く離れて、見る(客観する)ことが必要になってまいります。
すなわち全く何も無い所、空なる所(空所)が必要になってまいります。
その空所が芸術境であります。
生花、茶の湯、謡曲、芸道、または花造り、山登り、釣り、散歩などといったものが、すべてこうした意味をもつものだと思います。

丸山 敏雄の名言

和は芸術倫理の根底であり、万物存在の原理である。
和とは一切物がその姿にあること、その位置にあること。
そしてそれぞれの場を得てその全にある時、多ければいよいよ多くて美しく、少なければ少なくてますます美しい。
部分は部分で美しく、全体は全体でいよいよ美しい。
それは常にそのバックと和し、境と合してすきが無い。
乱れがないからである。
和して初めて自由であり、和したときが真実である。

丸山 敏雄の名言

人生は演劇である。
劇作家、監督、演出、それはただ一人でかねていて、到らぬくまもなく、及ばぬ時処もない。
この演劇は悠久の古から永遠の未来にまで踊りつづけている、大規模の幕切なしの劇である。
全地上が舞台であり、濃籃の海と、緑の岡と、コバルトの空と背景の美しさ。
花あり、紅葉あり、鳥鳴き、魚躍る。
その大演劇の主役は己自身である。

丸山 敏雄の名言


これまでに紹介した丸山 敏雄さんの名言です。

(浜本 哲治)

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