日野原 重明の名言 Shigeaki Hinohara
この言葉に関連して、日野原 重明さんのこんな名言がありました。
命はなぜ目に見えないか。それは命とは君たちが持っている時間だからなんだよ。
死んでしまったら自分で使える時間もなくなってしまう。
どうか一度しかない自分の時間、命をどのように使うかしっかり考えながら生きていってほしい。
さらに言えば、その命を今度は自分以外の何かのために使うことを学んでほしい。
日野原 重明の名言
時間は命。これは自然界の全ての存在に言えることですね。
しかし人間界では、この理屈はわかっていても、それを実感として生きている人は少ないのではないでしょうか。
自然界の全ての存在にはタイムリミットが必ずあります。
それがいつになるのかは誰にもわかりません。
まさに時間が命そのものということですね。
これを真に理解していれば、どうでもいいこと、どうにもならないことにいつまでも囚われて立ち止まっている時間は本当にもったいないことになります。
過去に起こってしまってこと、まだ実現していない未来のことなどを気に病んだり、自分では決して自由にコントロールすることのできない、自分以外の存在の感情などに囚われてしまうことは、まさに時間の浪費、命の浪費ということになります。
そして命の時間を、自分以外の大切な存在の幸せを実現するために使っていくことこそが、自然界での真の夢の実現へのチャレンジになります。
どうぞ一分一秒を愛しんで過ごしてください。
時間が命そのものであることを真に理解したあなたにこそ、素晴らしい未来が見えてくるはずです。
命の時間は目の前の今から大切にしていくことです。
過去も未来も目の前の今の中にありますからね。
日野原 重明さんのこんな名言もありました。
自分の命がなくなるということは、自分の命を他の人の命の中に残していくことである。
自分に与えられた命を、より大きな命の中に溶け込ませるために生きていくことこそ私たちが生きる究極の目的であり、永遠の命につながることだと思う。
日野原 重明の名言
なんと言っても、人が人に与える最高のものは心である。
他者のための『思い』と『行動』に費やした時間、人とともにどれだけの時間を分けあったかによって、真の人間としての証がなされる。
日野原 重明の名言
自分のためにでなく、人のために生きようとするとき、その人はもはや孤独ではない。
日野原 重明の名言
これまでの教育は、出来あがったデータを記憶させる教育であった。
困難な問題にぶつかったときに、問題解決が出来るような能力を与えられていない。
本当に学ぶべきなのは、問題とどう取り組むか、どういう戦略を立てるべきかということである。
学校を出てからも自分で出来るような頭の仕組みを作る。
そして、その仕組みに従って生活をし、行動することが必要なのである。
日野原 重明の名言
何事も、今ある規則のとおりにやっていたのでは進歩はない。
規則を破るようなことをやらないと、現状はなかなか変わらない。
規則を破ったとしても、皆が応援するような破り方をすればよい。
そうすれば、新しい良い規則がずっと早く出来る。
日野原 重明の名言
人生には無駄というものはないもの。
しかし後にならないと、その意味がわからないということがたくさんあるのです。
辛いことでも苦しいことでも「体験」したことは間違いなくその人の強みになります。
日野原 重明の名言
生かされている最後の瞬間まで、人は誰でも「人生の現役」なのですから。
日野原 重明の名言
人間とはそもそも「病む」生き物であり、必ず欠陥を抱えて生きています。
そのことを踏まえたうえで、今日という日を健やかに生きればいいのです。
日野原 重明の名言
これまでに紹介した日野原 重明さんの名言です。
(浜本 哲治)
2013年5月15日、日本駐箚アメリカ合衆国特命全権大使ジョン・ルース(左)と Wikipediaより