日野原 重明の名言 Shigeaki Hinohara

日野原 重明(Shigeaki Hinohara)Wikipediaより

ビジョンは大きいほうがいい。
たとえ自分が実現できなくても、バトンタッチすればいいのですから。

日野原 重明 Shigeaki Hinohara

医師 聖路加国際病院名誉院長 1911~2017
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)


あなたの夢はどんな夢でしょう?

あなたがどうしても実現したい夢があるとしたら、その夢より大きな夢を本気で目指していくことが、どうしても実現したいあなたの夢を確実にしてくれることになります。

常にひとつの夢を通過点にしていくことは、あなたの行動も発想も変えてくれますね。

ひとつずつ目の前の夢を実現していくことはとても大切なことですが、目の前のことに囚われすぎると、その目の前のことの実現も困難にしてしまいます。

ひとつひとつ大切に積み重ねていくべきものは、夢を目指した日々の行動であって、目の前の夢を実現するまでその先を考えないという進み方では、いつまで経っても夢が実現していくことはありません。

夢は目指したもの以上の実現はまず出来ませんし、目指したところに辿り着けるのも稀です。

夢は通過点にすること。
これは本当に大切なことです。

またあなたのビジョン、志はどういうものでしょう?

ある意味、自分の夢だけ、自分の生きている間だけのことしかイメージしないのは、無責任なことかもしれません。

ビジョンを持つということは、あなたの天賦の才、仕事の分野から未来にどういう世の中を残していくかということです。

今の世の中に対してだけでなく、未来の子供たちに対しての責任も私たちは負っていることになります。

未来を考えてくれた先人がいたからこそ、今こんなにも自由に幸せに暮らせていることは間違いのないことですね。

例えば子育ての分野でも、どういう子育ての環境になっていくことが理想なのか、そういう環境や手法を、あなただけのもので終わらせてしまうのはあまりにも無責任です。

未来の子供たちに何を残せるか。そのために自分に出来ることは何か。

いくらでもビジョンは広がりますね。

今の子育ての環境は決して理想的なものではないでしょう。

しかし身分や性別などに関係なく、本人がやる気になりさえすればどんな道でも選べるような社会は、先人たちの誰かがビジョンを描いたからこそ実現したものです。

さらに素晴らしい環境になるには、何が必要か、何をすればいいのか、子育てをやってきた人にはあるはずですね。

このようにあらゆる分野で理想を描くことは出来るでしょう。

理想を目指すには、間違いなく現状を打破していかなくてはなりません。

今の社会だけの、自分だけの小さな枠に囚われることなく、心を開放して柔軟に自由にしてあげる必要があります。

志、理想を描けていない、未来の子どもたち人類に対しての責任を果たそうとしていないことは、今に囚われていて心が不自由な証拠かもしれません。

あなたの才能の研磨はあなたにしか出来ないことですが、その才能の分野の理想の未来をイメージした魂は、誰かに引き継いでもらえるかもしれません。

どんな偉業も誰かひとりの心に宿った小さな思いから始まっています。

すべてがその人の存命中に実現したものではありません。

あなたひとりの抱く理想が、未来を大きく変えるものであっても何も不思議なことではありません。

大きな夢、志を持ちましょう。というのは、決してあなたひとりの夢を実現するために必要なことではありません。

先人が残したこの世界に生きる私たちが、次の世代にもっと素晴らしい世の中をバトンタッチするために必要な責任、義務と言ってもいいでしょう。

一人ひとりが自分のことだけ、目の前の小さな世界のことだけでなく、理想を目指してチャレンジしていく世の中になっていけば。

近い未来もきっと、もっと素敵な世の中になっていきます。

今の世の中を、このまま自然を破壊した地球を、未来の子どもたちに残していって後悔はありませんか?

今は大きな力に動かされる、そんな人間界になっていますが、ひとりでも多くの人が理想を目指して、出来ることにチャレンジしていくようになれば、そういう世の中を終わらせることが出来ます。

あなたの天才の分野の、あなたが携わった分野の理想は何ですか?

極めようとチャレンジしているあなただからこそ、描ける理想があるはずです。

どうぞ私には。。。なんて言わないでください。
未来への責任を放棄することになりますからね。

素晴らしいビジョン、理想を描いてください。
出来ることに精一杯チャレンジしていってください。

未来の子どもたちのために。

私は心と身体の健康の分野に携わっていますから、誰もが健康で天寿を全うする世の中に出来ると本気で思っています。

そのための方法の真髄は公開しています。
必要であれば、どこにでも駆けつけてフリーでお伝えすることを約束しています。

私が生きている間に実現しないことかもしれませんが、ひとりでも多くの人が、シンプルな自然や身体のメカニズムに気づいていけば、必ず実現することです。

あなたの分野でも、追求していけばいくほど理想が見えてきて、実現の確信が持てることになりますよ。

日野原 重明さんのこんな名言もありました。

鳥は飛び方を変えることは出来ない。
動物は這い方、走り方を変えることは出来ない。
しかし人間は生き方を変えることが出来る。

日野原 重明の名言

私たちの身体は土でできており、身体は早晩、土に還る。
私たちは、この土の器の中に、はかりしれない宝を入れることが出来る。
私たちの寿命は、土の身体に何を容れるかを模索することで費やされる。
器は器のためにあるのではなく、中に何ものかを容れるためにあるからである。

日野原 重明の名言

生きがいとは、自分を徹底的に大事にすることから始まる。

日野原 重明の名言

人間の夢見る幸福というのは、往々にして、貧乏するとか、仕事に失敗するとかあるいは病気にかかるということによって、一瞬にして不幸に変わってしまうような儚いものである。
病のなかにも心の幸福を得るためには、どうしたらよいかということを考えなくてはならない。

日野原 重明の名言

人間にとって最も大切なのは、命の長さだと思っている人は多い。
しかし、私が出会った人を振り返ってみて、その人の命が素晴らしい命だと思える人においては、ごく少数の例外はあるにせよ、命の長さはあまり問題ではない。

日野原 重明の名言

地位や名誉は死ねばなくなる。
財産も残したところで争いの種をまくだけですが「ありがとう」のひと言は、残される者の心をも救う何よりの遺産です。

日野原 重明の名言

人間は生き方を変えることができる。
繰り返す毎日の行動を変えることにより、新しい習慣形成により、新しい習慣の選択を人間は決意できる。
人間には選択の自由がある。
そして、意志と努力により、新しい自己を形成することができる。

日野原 重明の名言

人を許せるか否か、それは人間に与えられた試練です。

日野原 重明の名言


これまでに紹介した日野原重明さんの名言です。

(浜本 哲治)

2013年5月15日、日本駐箚アメリカ合衆国特命全権大使ジョン・ルース(左)と Wikipediaより
2013年5月15日、日本駐箚アメリカ合衆国特命全権大使ジョン・ルース(左)と Wikipediaより

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