西堀 栄三郎の名言 Eizaburo Nishibori
常に沈着冷静でいられる方法は「思いもよらない事が必ず起こるぞ」ということを覚悟していることです。
西堀 栄三郎 Eizaburo Nishibori
登山家 化学者 第一次南極越冬隊隊長 1903~1989
無限の可能性のある自然界では、予期せぬことも無限に起こる可能性があります。
どんなことでも起こり得ると、あらかじめ覚悟を決めていれば、どんなことにも冷静に対処できるでしょう。
そしてまず大切なことは、どんなことに遭遇しても、自分の内から醸し出されるエネルギーを乱さないことです。
全ての自分自身に降りかかってくる現象は、自分が醸し出したエネルギーに反応して起こることばかりです。
感情的にネガティブな現象に遭遇して、発するエネルギーが乱れてしまえば、その乱れたエネルギーに呼応した現象を引き寄せてしまいます。
そして次に大切なことですが、どんな現象に遭遇した時も、それに対処する時にも心身ともに無駄な力を入れないことです。
余計な力が入ってしまうと、自然界では不自然な現象を引き寄せることになります。
「自然体」と言われるように、自然界では力の抜けた自然な状態でいることが、最も心地よく過ごせることになります。
自然界の不自然は、人間界ではいつも人間の思考が余計な力みを入れてしまって起こっています。
力を抜く、力を入れない練習は日常のあらゆる場面で常に実践していくことです。
その実践こそが、いざという場面で役立つことになります。
どうぞ無限の可能性の自然界を自然体で縦横無尽に駆け抜けていってください。
西堀栄三郎さんのこんな言葉もありました。
夢を持つからこそ、それを実現しようとして計画を立てるのである。
人間は生きていくうちに、必ずどこか分かれ道に行き当たるものですが、そのとき夢とか志があると、ついそっちのほうを選び、チャンスをつかむことになるんです。
人の持っているロマンを批判すべきではないし、また批判されるべきものでもない。
これまでに紹介した西堀栄三郎さんの言葉です。
(浜本哲治)