世阿弥の名言 Zeami

世阿弥(Zeami)Amazonより

初心忘るべからず。

世阿弥 Zeami

室町時代の猿楽役者 1363~1443
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)


これも自然界の自然、根本原理と言ってもいいでしょう。

忘れてはならない初心は常にやってくるものです。
ところが少し経験が増えてくると、全てを悟ったと勘違いして、初心を忘れてしまいがちです。

初心を忘れて慢心が出てくると、自然界では途端に進化が止まってしまいます。
これは無限の可能性だけが存在する自然界だからこそです。

悟った気になるということは、その地点で歩みを止めてしまうことですから進化は当然あり得ませんが、無限に可能性がある自然界ではむしろ後退が加速してしまうことになります。

常に始めたばかりの初々しい気持ちを忘れずに、日々、毎瞬新鮮な気持ちを持ち続けてください。
そのためにも常に未知にチャレンジしていくことです。

今極めようとしている道も、どこまでも奥深いものでしょうから、常に未知は目の前にありますから、常に新鮮な気持ちでいられるはずです。

そしてどこまでも進化し続けていってください。
それこそが自然界での人生の醍醐味ですよ。

世阿弥さんのこんな名言もありました。

時に用ゆるをもて花と知るべし。

世阿弥の名言

稽古は強かれ、情識はなかれ。

世阿弥の名言

家、家にあらず。継ぐをもて家とす。

世阿弥の名言


これまでに紹介した世阿弥さんの名言です。

(浜本 哲治)

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