マルクス・ファビウス・クインティリアヌスの名言 Marcus Fabius Quintilianus
だれでも自分の欠点よりは他人の欠点を直したがるものだ。
マルクス・ファビウス・クインティリアヌス Marcus Fabius Quintilianus
ローマ帝国の修辞学者 35〜100頃
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)
まず自然界の真理として、自分以外の存在を変えることは、それがたとえ子供であったとしても非常に難しいことです。
自分でコントロールできるのは自分自身だけだと考えて間違いありません。
仮に他の誰かや環境を変えたいと考えるのであれば、ひたすら自分自身と向き合って自分自身を変化させていくことです。
そうしていくことで自然と環境や他の人も変化していきます。
それはもちろん自分自身を自分が変えたいようにしていったわけですから、あなたの望むような変化が起こってくるわけです。
そしてさらに言えば、もちろん他人にもそうですが、自分自身に対しても「欠点」と考えている部分に触れないことです。
欠点に触れだすと、途端に長所だと考えていたものがどんどん薄らいでいきます。
元来全ての存在に長所、短所と言われる部分は存在するものです。
しかし「長所」「短所」というと「良いところ」「悪いところ」というイメージになりますが決してそうではありません。
全てを併せて「個性」になるだけで、人が違えば「長所」「短所」は簡単に変わってしまいます。
どうぞ決して自分自身の、そして他人の短所だと考えてしまうことには触れることなく、ひたすらあなたが感じる長所だけと付き合っていってください。
これは自然界での人生を愉しいものにしていく大切な秘訣ですよ。
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(浜本 哲治)