アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの名言 Antoine de Saint-Exupéry

アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ(Antoine de Saint-Exupéry)Wikipediaより

心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。
肝心なことは、目には見えないんだよ。

アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ Antoine de Saint-Exupéry

フランスの作家 1900~1944
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)


これは「星の王子さま」のキツネのセリフですね。

現代人は五感や思考に頼り過ぎる傾向にあります。
そして目に見えたもの、聞いたこと、触れたことをなどから、その場限りの対処に走りすぎますね。

特に身体のことに関してはこの傾向は顕著です。
例えば人間が熱が出ることは、身体の中に入ってきた細菌や繁殖しそうなガン細胞などを不活性にしたり、抑え込んだりします。

熱が出ると、すぐに解熱剤で熱を下げようとしてしまいますが、現代のこれほどまでにガンの罹患率、死亡率が高いのと決して無縁ではないでしょう。

もちろん身体の不調は早めに医師の診断を仰ぐことが大切なことですが、薬などの対処療法に安易に頼ると本質が分からなくなります。

学者さんのように詳細を知る必要はありませんが、人間の身体の基本的なメカニズムは正しい知識として持っておいた方がいいです。

自然のいちばん身近な存在で、自然に近い状態にしてあげれば自然の摂理や真理をいちばん感じさせてくれるのが自分自身の身体でしょうね。

まああまりにも不自然に慣れてしまっていますから感じづらくなっていますが。

あなたの天賦の才や夢について深く追求していくにも、健康が何よりも大切なことだということもありますが、本当の自然に触れることが少なくなっている現代人にとって、自分自身の身体のことを自然の摂理のレベルで知ることで、あなたの天才の磨き方や夢を実現できる真理を感じることが出来るでしょう。

松葉杖の役割でしかない薬に頼っている限り、身体から自然の摂理を見いだすことは難しいかもしれません。

こういう傾向は至るところで見られますね。

五感で感じることはもちろん情報を得るために大切なことなのですが、その出来事がなぜ起こったのか、要因は何なのか、本質はどこにあるのか。これは目に見える現象や五感の情報だけでは見えて来ないものです。

そしてその場しのぎの対処をしてしまうと、ますます複雑になって本質が見えなくなったり、真の声を聴けなくなってしまいます。

思考習慣として特にトラブルや問題が起こった時には、自然の中でこれが起こる要因は何か、そこに思いを馳せる習慣が必要ですね。

自然の摂理は現象として色んなことを引き起こしていますが、それ自体は目に見えるものではありません。

人間の見えない心を感じるように、もの言わぬ動物の心を感じるように、植物の声を聴くように、見えないものを感じる心を研ぎ澄ましていってください。

どうぞ五感で感じられる情報は、全体のほんの僅かなことでしかないことを認識しておいてください。

心で感じなければならないことの方が遥かに多いものです。

夢や志の実現、あなたの天賦の才が最高に輝くのは知識や技術ではありません。
間違いなく研ぎ澄まされた心です。

感じる心、感性は現代人は曇っていますので、最初は勘違いのように間違って捉えてしまうことが多いでしょう。

しかし感じた心を大切にして、常に注意深く観察していればどんどん研ぎ澄まされていくものです。

アントワーヌ・ド・サン・テグジュペリさんのこんな名言もありました。

大人はだれも、はじめは子供だった。
しかしそのことを忘れずにいるおとなはいくらもいない。

アントワーヌ・ド・サン・テグジュペリの名言

人間は充実を求めているのであって、幸福を求めているのではない。

アントワーヌ・ド・サン・テグジュペリの名言

君という人間は君の行為自体の中に宿っている。
君の行為こそ君なのだ。
もうそれ以外のところに君はない。

アントワーヌ・ド・サン・テグジュペリの名言

人間はね、急行列車で走りまわっているけれど、何を探しているのか自分でもわかっていない。

アントワーヌ・ド・サン・テグジュペリの名言

あなた自身を与えれば、与えた以上のものを受け取るだろう。

アントワーヌ・ド・サン・テグジュペリの名言


これまでに紹介したアントワーヌ・ド・サン・テグジュペリさんの名言です。

(浜本 哲治)

サン=テグジュペリが最後に搭乗したF-5Bのマーキング Wikipediaより
サン=テグジュペリが最後に搭乗したF-5Bのマーキング Wikipediaより

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