森 鴎外の名言 Ohgai Mori

森 鴎外(Ohgai Mori)Wikipediaより

足ることを知ることこそが、幸福である。

森 鴎外 Ohgai Mori

明治~大正の小説家 翻訳家 軍医 1862~1922
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)


人間界は『もっともっと』と多くのものを望み過ぎるようになってしまっています。
これでは、やがて自然界が破綻していくことは、今の現状の中でさえ明らかなことなのに、その『もっともっと』を継続してしまっています。

この現状を変えていくには、一人ひとりが『足ることを知り』多くを望まないことですね。
多くの望んでしまっていることで、人間界は自ら窮地に追い込まれてしまっていると言ってもいいでしょう。

何がそんなにたくさん欲しいのでしょか?
お金ですか?名誉ですか?

どんなにたくさんあっても、欲望は際限がないですから、満足することはないでしょう。

しかし、自然界が破綻してしまってからでは、何を望んでも手に入ることがなくなってしまいます。

自然界には無限の可能性はありますが、自然界が破綻してしまっては元も子もありません。

どうぞ、足ることを知り、本来自然界で目指すべき夢ではない、手段などを無限に欲することなく、あなたの可能性を無限に望んでみてください。
そういうチャレンジしシフトした瞬間から、あなたは必ず幸せを実感できるようになりますよ。

森 鴎外さんのこんな名言もありました。

女はどんな正直な女でも、その時心に持っている事を隠して外(ほか)の事を言うのを、男ほど苦にはしない。

森 鴎外の名言

本当の音楽をしていれば、絶対に報われないということはない。

森 鴎外の名言

おれなんぞの顔は閲歴がだんだんに痕(こん)を刻み付けた顔で、親に産み付けてもらった顔とは違う。

森 鴎外の名言

少壮時代に心の田地に卸(おろ)された種子は、容易に根を断つことの出来ないものである。

森 鴎外の名言

友の変じて敵となるものあり。

森 鴎外の名言

人の長を以て我が長を継がんと欲するなかれ。

森 鴎外の名言

みんなが誉めるのは、おべっかである。六割が誉めて四割がけなすのが人材である。

森 鴎外の名言

私は学殖なきを憂うる。
常識なきを憂えない。
天下は常識に富める人の多きに堪えない。

森 鴎外の名言

打ち明け過ぐるも悪(あ)しく、物隠すように見ゆるも悪しきなり。

森 鴎外の名言

善とは、家畜の群れのような人間と去就を同じうする道にすぎない。それを破ろうとするのは悪だ。

森 鴎外の名言

実に敵という敵の中で山の神ほど恐ろしい敵はない。

森 鴎外の名言

富人(ふじん)が金を得れば、悪業が増長する。
貧人(ひんじん)が金を得れば堕落の梯(はしご)を降って行く。

森 鴎外の名言

苦難が大きすぎて、自分ひとりの力で支え切れない場合には、家族から身を隠して一人で泣きなさい。
そして、苦悩を涙とともに洗い流したら、頭をあげて胸を張り、家族を激励するために家に戻りなさい。

森 鴎外の名言

日本製の地球儀を眺めると、日本が赤く塗られていますでしょ。
世界全体から見ると、日本語圏はあれっぽっちです。
そこだけの価値観で一生を過ごすのは、もったいないですよ。

森 鴎外の名言

一匹の人間が持っているだけの精力を、一事に傾注すると、実際、不可能な事はなくなるかも知れない。

森 鴎外の名言

一々のことばを、はかりの皿に載せるような事をせずに、なんでも言いたい事を言うのは、われわれ青年の特権だね。

森 鴎外の名言

武士はいざという時には飽食はしない。
しかしまた空腹で大切な事に取り掛かることもない。

森 鴎外の名言

生あるものは必ず滅する。
老木の朽枯れる傍で、若木は茂り栄えて行く。

森 鴎外の名言

己の感情は己の感情である。己の思想も己の思想である。
天下に一人もそれを理解してくれなくたって、己はそれに安じなくてはならない。

森 鴎外の名言


これまでに紹介した森 鴎外さんの名言です。

(浜本 哲治)

ドイツのベルリンにある森鷗外記念館 Wikipediaより
ドイツのベルリンにある森鷗外記念館 Wikipediaより

LINEで送る