荘子の名言 Zhuang Zhou
人は皆有用の用を知るも、無用の用を知るなきなり。
荘子 Soushi Zhuang Zhou
中国戦国時代の思想家 道教の始祖 紀元前369~286
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)
この名言の意味は、
人はみな有用のものの価値は知っているが、無用だと思われているものが実は大きな役割を果たしていることに気づいていない。
だと言われています。
まずは『自然界には一切の無駄はない』ということを理解することが大切ですね。
また、人間の目に見えるもの、人間が感じられるものが全てだと考えることも手放した方がいいでしょう。
自然界には、無限大、無限小が存在することは誰にでも理解できることですから、そこから導き出せることは、自然界には無限に可能性があるということです。
どうぞ、自然界の本質を理解して、目の前の今を過ごしていってください。
それができるようになれば、目の前の全ての本質が見えてきますよ。
自然界の人生は、自然界の本質を理解してこそ、最高に愉しむことができるものです。
ほんの僅かな気づきがあれば、あなたの人生はまさに大きく変わっていきますよ。
荘子さんのこんな名言もありました。
これを望むに木鶏(もっけい)に似たり。
その徳全(まった)し。
荘子の名言
昔、荘周(そうしゅう)、夢に胡蝶(こちょう)となる。
栩栩(くく)然(ぜん)として胡蝶なり。
自ら喩(たの)しみて志に適えるかな、周たることを知らざるなり。
俄然(がぜん)として覚(さ)むれば、則ち蘧蘧(きょきょ)然として周なり。
知らず、周の夢に胡蝶となるか、胡蝶の夢に周となるかを。
荘子の名言
蝸(か)の左の角(つの)に国する者あり、触氏(しょく)と曰(い)う。
蝸の右の角に国する者あり、蛮氏(ばんし)と曰う。
時に相与(あいとも)に地を争いて戦う。
伏尸(ふくし)数万、北(に)ぐるを逐い、旬有五日(じゅんゆうごじつ)にして後に反る。
荘子の名言
蟷螂(とうろう)その臂(ひじ)を怒らして以て車轍(しゃてつ)に当たる。
その任に勝えざるを知らざるなり。
荘子の名言
幸せとは幸せを求めないことである。
荘子の名言
これまでに紹介した荘子さんの名言です。
(浜本 哲治)