ジャン・ド・ラ・フォンテーヌの名言 Jean de la Fontaine

ジャン・ド・ラ・フォンテーヌ(Jean de la Fontaine)Wikipediaより

世間のだれをも、すべて満足させようなんて、狂気の沙汰だ。
今後は、どんなに非難されようが、ほめられようが、人があれこれ言おうが言うまいが、俺は俺の考えに従う。

ジャン・ド・ラ・フォンテーヌ Jean de la Fontaine

フランスの詩人 1621~1695


ラ・フォンテーヌさんの寓話の第三巻第一話「粉ひきとその息子とロバ」の中の粉ひきのセリフですね。

話しの内容は、粉ひきが息子と一緒にロバを売りに町に出かけたとき、最初はロバの足を縛って運んでいたら「人間がロバを運ぶなんて馬鹿げている」と人に言われ。
そこで今度は息子をロバに乗せて歩いていたら「年寄りを歩かせるなんて」と人に言われ。
今度は自分がロバに乗り息子を歩かせたら「息子がかわいそう」と人に言われ。
仕方ないので、二人ともロバに乗ったら「ロバが疲れて売り物にならない」と人に言われた。というような内容ですが。

これは、私たちの日常の中でも言えることですね。

人はそれぞれの感性や価値観を持っていますから、そのすべてを満足させることは到底不可能なことでしょう。

あなたの天賦の才、天才を磨き込む時にも、このことは常に念頭に置いておいた方がいいですね。

また何をやっても、あれこれ言ってくださる人は必ずいます。

時々、みんなにこう言われた。と自分の行動を否定されたと思い込んでしまうケースがありますが、よくよく聞いてみると「みんな」は僅か数名の言葉であることが多いものです。

こういう言葉で、その都度考え込んでしまったり、自分自身の思いを変えていては、いつまで経っても自分らしさは醸成されません。

例え10人の中で8人にそう言われたとしても、100人の中の80人であるとは限りません。

そして人の言葉などによって変えた行動で思わしくない結果が出ると、そこには大きな不平不満が生まれます。

自分の信念や思いに基づいて行動した結果であれば、それは納得もすれば、受け入れる以外ありません。

あなたの言動もそうですが、特にあなたの天才を磨き込む場合には、思考によるよりも、あなたの感性、心の声をよく聴いてあげることも大切です。

思考はとかく経験に基づくものが多いですから、こういう色んな人の言葉の影響を受けていることが多いですし、損得などの打算も入り込んできます。

本当のあなたの信念や思いがどこにあるのかは、あなたの心が一番知っています。

それでもあなたの天才が、すべての人に受け入れられることはまずあり得ませんから、やはりあなたの天才を必要としてくれる人に届けていくしかありません。

どうぞ、狭い世界の中の人の反応で、あなたの天才の可能性を縛ったり、狭めたりすることのないようにしてください。

あなたの心が信じる道を自信を持って堂々と、間違いなくたくさん居るあなたの天才を必要とする人のために歩んでいってください。

あなたの天才が、あなたらしく最高に輝いていないのは、必要としてくれる人の不幸でもあり、人類の進化の遅れという不幸をも招くことになることどうぞ心してください。

決してあなたは、自然界で小さな存在ではありませんよ。

(浜本哲治)

シャトー・ティエリにあるのラ・フォンテーヌの家。Wikipediaより
シャトー・ティエリにあるのラ・フォンテーヌの家。Wikipediaより

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