小森 和子の名言 Kazuko Komori
なぜ、人ってあがるんだろうと考えると、自分を実像以上に見せようとするあまり、緊張するからじゃないかしら。
ダメならダメでしようがない。
まずは思った通りにやってみよう。
そんな度胸のよさが人生を切り開いてくれることもあるのね。
小森 和子 Kazuko Komori
映画評論家 タレント 1909~2005
Wikipedia
本番に臨んでは、誰しもいい結果を残したいものですね。
しかし結果を気にするあまりに、普段の実力以上のものを出そうとして上手くいかなかったりします。
あなたの実力以上の潜在能力は、出そうとすればするほど脳も身体も出しづらい状況になります。
良く魅せよう上手くやろうとすることは思考が働いていますので、本番で思考を働かせると本来の能力も出せなくなります。
また思考が一旦働きだすと、あれこれと色んなことが気になり出したり、通常本番の場面では思考の速度では追いつかないため無用な緊張を脳に強いて身体が動かなくなります。
これが「あがる」状況ですね。
本番で実力以上のものを引き出そうとするのであれば、この言葉にもあるように結果を気にすることなく持てるもので勝負することに徹する、開き直ることですね。
そしてあなたの感性を信じて思考を手放して事にあたることです。
思考がもたらす無用の緊張は、アスリートのパフォーマンスを小さくしたり、相手などに持てる力を伝えられないようにするように。
例えば同じ言葉を同じように発しても相手の心に届かないケースが多いですね。
これは思考などの知性が発している言葉になるからです。
知性を包含した心や潜在意識などの感性から出てくる言葉でないと、なかなか心には届いていきません。
また思考であれこれ操作しているパフォーマンスでは、あなたの実像も見えづらくしてしまいます。
日々のトレーニングでは、あなたの実像をいかに大きく美しく目指す方向に近づけていくかという作業ですが、現時点での実像をはっきりと感じられないと、日々のトレーニングにも影響が出てしまいます。
どんなパフォーマンスであれ完璧になることはありません。
常に完璧だろうと感じられるものを目指していく過程があるだけです。
本番では完璧であろうとするより等身大のあなたで居ようとしてください。
そして出来るだけ思考を手放してください。
思考をフル活用するのはトレーニングの時です。
本番でこの思考を手放す感覚はぜひ身に付けてください。
あなたの夢の実現に向けて感性が働き実力を存分に発揮できる、また潜在能力が引き出される感覚がつかめます。
そして次にどこをトレーニングすればいいのかがはっきり見えてきます。
今のあなたのままでいることがいちばんなのですから、あがることもありませんね。
これからはより自然に近づいて、実像のあなたでないと勝負できない、夢が実現していかない。そんな時代になっていきます。
夢の実現やチャレンジは一瞬で終わるものではありませんからね。
ずっと果てしなく続いていくものです。
小森 和子さんのこんな名言もありました。
日本人はトシに縛られ過ぎ。
年齢は生きてる長さを勘定する目安でしかないでしょう?
私は敬老の日なんて大キライよ。
小森 和子の名言
これまでに紹介した小森 和子さんの名言です。
(浜本 哲治)