イワン・ツルゲーネフの名言 Ivan Turgenev

イワン・ツルゲーネフ(Ivan Turgenev)Wikipediaより

安らかならんと願うなら、交際するとも独りで生きよ。
何事もくわだてず、一物たりとも惜しむな。
仕合せならんと願うなら、まず学べ、苦しむ術を。

イワン・ツルゲーネフ Ivan Turgenev

ロシアの小説家 1818~1883
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)


人間は誰しも、安らかで幸せな生活を求めているものです。

しかし日々心乱され、苦難に遭遇するようになっていますね。

もちろん艱難辛苦だけでなく、嬉しいこと、幸せを感じることもあります。

どちらも避けようもないことなのですが、なぜそういうことが次々と起こるのか。

まずは単純に「必要」なことだから。と考えた方がいいでしょうね。

あなたの意識を持って、不自由なあなたの肉体をまとって、なぜこの時期に生を受けてわざわざ生まれてきたのか。

そこには大きな意味があるはずですね。

あなたの素晴らしい感性や能力に意味がないと考える方が不自然です。

あなたの心、魂を、また人類や育ててくれる地球や自然を、その能力を最大に発揮して進化させるために存在しているのでしょう。

そしてその能力を発揮させるために、磨いていくために色んな出来事に遭遇するのでしょう。

もし何も起こらず、ただただ平坦に時間だけが経過して行ったとしたら、磨かれることも気づくこともなく、そこには何の進化もありませんからね。

また幸せや安らぎも、苦難があるからこそ感じられるものです。

そして必要であることと同時に「必然」であることも心得ておくべきです。

あなたがこの世で果たすべき役割に導かれるための「必然の運命」

生まれ育つ環境や、あなたが果たすべき使命でない方向には進んでいかない、花水木が銀杏になれないように、あなたにはどうにもならない必然が存在することは確かなことですね。

そしてあなたにコントロールできる必然も存在します。

自然界の法則で、あなたが与えたことが与えられる。という法則に則った必然です。

この必然は自由にコントロールできますから、歓びも苦しみも自由に出来るということです。

運命という避けられない必然は、時にとても大きな壁として苦痛も伴うことがありますから、感情をもった弱い人間が前に進んでいくには、自分でコントロールできる必然は、少しでも歓びの感情にヒットする必然を起こした方がいいですね。

もちろん全てがそうなることはありませんが、目の前で起こる出来事の意味や、必然が起こるメカニズムを知っておくだけでも、苦難に余裕を持って向き合うことが出来るでしょう。

必要でない苦しみを感じることはありませんから、まさに苦しむ術を知ることですね。

そのメカニズムのひとつが、愛は与えた者に与えられる。という自然の摂理ですが、この言葉にもあるように、与えられることを目指して何かをすると、その目的に沿わない結果が出た時に不満の感情を抱くことになりますから、自ら苦痛を創り出すことになります。

誰かに頼り期待することも同じです。

与えられること、期待することなしに与えることだけを考えていれば、無用なストレスや苦悩を抱え込むことはありません。

もちろん与えることは心が伴わなければ意味のないことですから、本当に与えたい所に与えたい人に心から届けることですね。

人間界はバーター取引が当たり前になっていますから、どうしても与えた所や人から与えられることを期待するようになっていますが、自然の摂理では必ずしもそうはなっていません。
しかし与えたものは必ず返ってきます。

惜しむことなく与え尽くせば、巡り巡って必ず受け取ることになります。

もちろんそれが愛であれ、何であれですね。

そして環境があなたを創っているのではなく、あなたが環境を醸し出していますから、常に自分と向き合うことです。
独りで生きよ。の言葉通りでしょう。

安らぎも幸せも、その多くがあなたの管理下にあります。

必要であり、必然である全ての出来事を、どうぞあなたの進化のために学びや、気づきとして上手に活用してください。

イワン・ツルゲーネフさんのこんな名言もありました。

情熱家より、冷淡な男のほうが簡単に女に夢中になるものだ。

イワン・ツルゲーネフの名言

わたしのためにタ食の支度をして待っていてくれる女性がどこかにいたら、わたしは才能のすべてを投げすてても悔いはない。

イワン・ツルゲーネフの名言

乗りかけた船には、ためらわず乗ってしまえ。

イワン・ツルゲーネフの名言

幸せでありたいというのか。
まず苦悩することを覚えよ。

イワン・ツルゲーネフの名言

人間には不幸か、貧乏か、勇気が必要だ。
でないと人間はすぐに思いあがる。

イワン・ツルゲーネフの名言

思い出はたくさんあるけど、思い出したいことはひとつもない。

イワン・ツルゲーネフの名言

子供は空を飛ぶ鳥である。
気が向けば飛んでくるし、気に入らなければ飛んでいってしまう。

イワン・ツルゲーネフの名言

ある一人の人間のそばにいると、他の人間の存在などまったく問題でなくなることがある。
それが恋というものである。

イワン・ツルゲーネフの名言


これまでに紹介したイワン・ツルゲーネフさんの名言です。

(浜本 哲治)

イワン・ツルゲーネフのサイン Wikipediaより
イワン・ツルゲーネフのサイン Wikipediaより

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