嘉納 治五郎の名言 Jigoro Kano
時間をもっとも有効に利用した者に、最も立派な仕事が出来る。
嘉納 治五郎 Jigoro Kano
講道館柔道の創始者 教育者 1860~1938
時間の有効活用は全てのことにおいて最も重要なことですね。
誰にでも等しく与えられた時間をどう活かしていくか。
時間はあらゆる財産の中で最も大切なものであることは間違いありませんが、最も無頓着に浪費されるのも時間です。
お金の使い方にはこだわっても、時間の使い方には大らかと言うか、こだわりがないことが多いですね。
現代の社会構造の中では情報も溢れ、やることも増え、忙しくすることで自己満足していたり、忙しくしているのに夢になかなか近づいていかないことを嘆いたりしているケースがあります。
いつの時代も、特に現代においては時間を最大限に有効に使う秘訣はやるべきことを見極めることです。
夢の実現のためにやることを増やすのではなく、大切なことをやる時間を確保すること。
これが大切なことですね。
やることを効率化することも大切なことですが限界があります。
夢の実現のために必要なやるべきことにどれだけ多くの時間を使うかです。
そのためにはやらないことを見つけて決めることが、やるべきことを絞り込むのと同じように、そしてやることを増やす以上に考えなければならないことでしょう。
スケジュールが埋まっているから、手帳の予定が真っ黒だからと安心していてはいけません。
ただ忙しくしていくだけでは、なかなかあなたの夢には近づいていきません。
本当に必要なこと、重要なことはやはり今やってることの中で2割程度でしょう。
その2割のことにどれだけ多くの時間を使えるか。
やるべき重要なことに多くの時間のエネルギーを使えるようになると色んなことが驚くほどに動き出しますよ。
どうぞあなたの最大の資産の時間をどう使うかにもとことんこだわってください。
嘉納 治五郎さんのこんな名言もありました。
遺訓
柔道は心身の力を最も有効に使用する道である。
その修行は、攻撃防御の練習に由って身体精神を鍛錬修養し、斯道の真髄を体得することである。
さうして、是に由って己を完成し世を補益するが、柔道修養の窮境の目的である。
嘉納 治五郎の名言
人生には「なにくそ」という精神が何より必要だ。
嘉納 治五郎の名言
尽己竢成(おのれをつくしてなるをまつ)
嘉納 治五郎の名言
自他共栄
嘉納 治五郎の名言
精力善用
嘉納 治五郎の名言
これまでに紹介した嘉納 治五郎さんの名言です。
(浜本哲治)
1920年アントワープオリンピックの選手たちと(前列中央)。その左は茂木善作、後列右端に金栗四三 Wikipediaより