東山 魁夷の名言 Kaii Higashiyama

東山 魁夷(Kaii Higashiyama)Wikipediaより

私にとって絵を描くということは、
誠実に生きたいと願う心の祈りであろう。
謙虚であれ。素朴であれ。独善と偏執を棄てよ。と心の泉はいう。

東山 魁夷 Kaii Higashiyama

日本画家 1908~1999
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)


人間に与えられた天賦の才を見事に開花させるために、また自然界での生き方の大切なことが盛り込まれていますね。

人間は他人は騙せたとしても、決して自分の心を偽ることは出来ません。
そして心の声を無視してやることに、心、魂が込もるはずもありません。

思考や感情ではない、もっと深い所からの心の声はあります。

あなたの目指している夢が、またそこに向かうためのチャレンジに、あなたの心が、全身全霊、微塵の嫌疑もなく向けられていないと、その実現は非常に難しいものになり、無理をしなければならなくなります。

そして心に反することを重ねるごとに、やることが複雑になっていきます。

心が純粋に向けられて、ワクワク取り組まれていて、シンプルにしていく方向に向かっていないと、才能が磨かれることも、潜在能力に手を伸ばすことも難しいものになります。

人間界はその社会構造が、素直に正直で誠実であることが生きづらい世の中になっていますが、毎日を自分の心を偽らずに過ごせている人がどれほどいるでしょう。

子どもには嘘をついてはいけないと言いますが、本来誰も嘘などは言いたくないでしょう。

子どもに嘘をつかせないためには、そういう環境にすることがいちばんの教育であり、もっとも確実な方法です。

大人が自分の心を偽っていて、子どもに嘘はいけないというのは意味のないことですね。

自然界は本来、純粋に偽りなしでないと生きていけない世界です。
人間界も誠実で嘘偽りなく生きていける世界ですし、そういう世の中にしていかなけれなりません。

何かを得るために心を偽ることを、一人ひとりがやめていくことでしょうね。

あなたの心とやることが一致した時、運命が大きく動き出します。
あなたの本当の才能が輝き始めます。
心に従ったアクセスには脳が喜び、潜在能力の領域も開放されていきます。

いつからでも遅くありません。
あなたの「心」が命じる夢に向かって、どうぞ心に偽りのないチャレンジをしていってください。

子どもたちはしっかり見ていますよ。

東山 魁夷さんのこんな名言もありました。

生かされているという宿命の中で精一杯生きたいと思っている。
精一杯生きるなどということは難しいことだが、生かされているという認識によって、いくらか救われる。

東山 魁夷の名言

不遇の時代が長いほど自分の中に蓄積されるものは大きい。

東山 魁夷の名言

私は生かされている。
野の草と同じである。
路傍の小石とも同じである。

東山 魁夷の名言

普通の風景も、心が純粋になれば生命にあふれる。

東山 魁夷の名言

若いときに苦労をするのは薬だとよくいわれているが、それは結果的に見てのことであって、苦労は薬というよりも毒であると私は思う。
ただ毒にあたっても、なんとか耐え抜いた身心は免疫性ができるというか、苦労に対して強くなる。

東山 魁夷の名言


これまでに紹介した東山 魁夷さんの名言です。

(浜本 哲治)

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