ロマン・ロランの名言 Romain Rolland

ロマン・ロラン(Romain Rolland)Wikipediaより

英雄とは、自分のできることをした人である。
ところが、凡人はそのできることをしないで、できもしないことを望んでばかりいる。

ロマン・ロラン Romain Rolland

フランスの小説家 思想家 ノーベル文学賞受賞 1866~1944
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)


アスリートでも成功した人たちは、誰よりも出来ることを積み重ねた人です。

これはどんな分野でも同じでしょう。

アスリートの中にも、大きくステップアップしようと無理をして怪我をしてしまったり、せっかくの才能を埋もれさせたりしてしまう人は多いです。

才能が飛躍する瞬間はありますが、これは蓄積の結果が現れてきてそういう現象が起こるだけで、一瞬で飛躍させようとして実現できることではありません。

結果を求めるあまりに無理や奇策に走って、結局一時しのぎになってしまっているケースは多いものです。

人間の健康やダイエットなどもそうですね。

さすがに最近では以前ほどではありませんが、これを食べれば健康になる、痩せると言ったような健康法やダイエット法が出回ったりしますが、60兆個の細胞で出来ていて、ひとつの細胞が造られるのに数十種類の必要な栄養素があり、心の影響も受ける人間の身体で、これだけで健康になれるということはあり得ません。

一時的に痩せたとしても、食習慣が変わらなければ必ず元の木阿弥です。

ガンなどの病気でも、仮に一時的にガン細胞を取り除けたとしても、思考習慣、生活習慣が変わらなければ、その習慣の積み重ねでまた同じ症状が再発してしまいます。

アスリートがたまたま高いパフォーマンスを発揮できたとしても、それを支える、裏打ちされる日々の積み重ねがなければ一時的なものに終わってしまいます。

人間の身体や自然界は、その大半が小さな積み重ねの影響を最も受けて成り立っています。

目指すものがなければ人間は喜びの心とともに続けることは出来ませんから、夢は何よりも大切なものですが、そこに最も速く、遠くまで辿り着ける方法が、出来ることを精一杯積み重ねていくことです。

その結果として飛躍の瞬間が訪れます。

忙しい現代は、結果を焦るあまりに飛躍の瞬間を待てなかったり、無理ばかりをして結局大きな成果を手にすることなく終わってしまうことが多くなっています。

目指す結果を実現するために、必要な積み重ねが出来ているかに心は向けていくことです。

そして自分自身を信じることです。
あなたの期待に応えるのがあなたの才能です。

出来る精一杯のチャレンジで満たし、どこまでも信じ切ることで、必ずあなたの才能は飛躍して目指す結果を生み出します。

ロマン・ロランさんのこんな名言もありました。

私は世界に二つの宝を持っていた。
私の友と私の魂と。

ロマン・ロランの名言

悪徳は習慣が始まるところに始まる。
習慣はサビである。
それは魂の鋼鉄を蝕む。

ロマン・ロランの名言

人生で一番大切なことは、己の義務を果たすことである。

ロマン・ロランの名言

恋は決闘です。
もし右を見たり左を見たりしていたら敗北です。

ロマン・ロランの名言

他人の後ろから行くものは、決して前進しているのではない。

ロマン・ロランの名言

愛は信頼の行為である。
神が存在するかしないかはどうでもよい。
信ずるから信ずるのである。愛するから愛するのである。
たいした理由はない。

ロマン・ロランの名言

人間の感情の四分の三は子供っぽいものだ。
残りの四分の一はもっと子供っぽい。

ロマン・ロランの名言

決して誤ることのないのは、何事もなさない者ばかりである。

ロマン・ロランの名言


これまでに紹介したロマン・ロランさんの名言です。

(浜本 哲治)

1866年のロマンロラン生誕100周年を記念したソ連の切手。Wikipediaより
1866年のロマンロラン生誕100周年を記念したソ連の切手。Wikipediaより

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