林 語堂の名言 Lin Yutang

林 語堂(Lin Yutang)Wikipediaより

満足を得る秘訣は、おのおのが自分の実力と限界を自力で見出し、自分が十分に力を発揮できる仕事は何であるか知ること。

そして、どのような成功者であろうと権力者であろうと、その地位は宇宙に比較すれば微々たるものだということを悟るだけの分別を持つことである。

つまり、本当の自分自身になりきる勇気、孤独に耐える勇気、自分と違う者になろうとしない勇気を持つことである。

林 語堂 Lin Yutang

中国の作家 言語学者 1895~1976
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)


自分自身になりきること、自分らしさを最大に発揮すること、とても大切なことですね。

夢にチャレンジすることや、自分らしさを発揮しようとすることで、必ず遭遇する障害や壁などがあります。

辛い思い、嫌な思いをすることでチャレンジを簡単に諦めたり、自分の心を安易に変えようとしてはいけません。

経験によって自分を進化させることと、自分を曲げてしまうことは別物です。
この違いは心が知っています。

経験から気づきを得て自分が変わる必要があるということと、本当はそうすべきではない、そうしたくはないのに諦めて変えてしまうことの差は、必ず心が感じています。

環境や状況に負けて変化させる自分と、環境や状況から気づきを得て進化させる自分は、仮に同じような変化であっても大きな違いがあります。

自分の心には嘘はつけません。
自分の心に沿わないことが、そのまま自分と違うものになろうとしていることでしょう。

孤独を愉しむ勇気も、自分らしさを発揮し続ける勇気も、その勇気を生み出せる根源を持っておくことです。
それにはやはり私たちが生きる自然界の根本的なルールを知っておくことがいちばんですね。

自然の普遍のルールに沿った言動であるかを確認できていれば、誰に何を言われようと、どんな状況であろうと自分を貫き通すことが出来ます。

そして遭遇した出来事から気づき、進化に繋げていくにも、自然界のルールを知っておくことは大きな財産になります。

またあなたには無限の可能性があることも、自然を知っておくこと、感じることで確信を持って感じることが出来ます。

どうぞ一度しかないあなたの自身の人生ですから、あなたの心が納得し満足する、あなたらしい人生を創っていってください。

林 語堂さんのこんな名言もありました。

この世の中で本当に喜びを与えてくれるものはいくつあろうかと指折り数えてみると、決まって最初に指を折らねばならぬものは食べ物であることに気づく。

林 語堂の名言

古く、慣れ親しんだ枕に頭を乗せるまで、旅がどれほど美しいものかは気づけない。

林 語堂の名言

希望とは田舎にある道のようだ。
そこに今まで道はなかったけれど、たくさんの人たちがそこをあるくとき、道が現われる。

林 語堂の名言

民衆が飢えたとき、どのような巨大な帝国も滅びる。

林 語堂の名言

自分と違う者になろうとしないこと。

林 語堂の名言

自然界のものはみんなブラブラ遊んでいるのに、人間だけがあくせく働いている。
そして檻に入れられて飼い慣らされるように、文明と複雑な社会に強いられて働き、食うことのために頭を悩まさねばならない。
年をとるまで働き通して、ついに遊ぶことを忘れてしまったこの文明というのは、いったい何なのであろうか。

林 語堂の名言

物事を完成させるという尊い考え方と共に、手をつけずに放っておくという尊い考え方もある。
人生の知恵の本質は不必要なものを取り除くことにあるのだ。

林 語堂の名言

世の中で最も不幸なのは、したいことが見つからない人である。
本当の幸せは、自分の仕事をしっかりしたあとで休養をとってリフレッシュする人のもとに訪れる。

林 語堂の名言

(浜本 哲治)

台北の林語堂の家 Wikipediaより
台北の林語堂の家 Wikipediaより

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