長岡 半太郎の名言 Hantaro Nagaoka
自然に人情は露ほども無い。
これに抗するものは、容赦なく蹴飛ばされる。
これに順うものは、恩恵に浴する。
長岡 半太郎 Hantaro Nagaoka
物理学者 初代大阪帝国大学総長 初代文化勲章受章 1865〜1950
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)
確かに自然界で人情は通用しません。
自然界のルールと人間界の常識がどんどん乖離してくると、一層それを感じることになるでしょう。
そして人間は『自然は厳しいもの』というレッテルを貼ってしまいます。
本来自然界は愛だけに満ち溢れています。
ただこの愛が、ルールを逸脱している者には厳しいものになってきます。
自然界のルールは、単に自然環境や自然現象などの目に見えるところだけに働いているものではありません。
全ての言動や、人間の創作したもの、夢の実現や、才能の開発などあらゆるものに自然界のルールは適用されています。
それは人間界の常識や慣習などより優先され、厳格に適用されます。
夢の実現や才能の開発が、自然とどう繋がっているのか、自然から離れてしまっている人間界では感じづらくなっているかもしれませんが、例えば自分の心に悖ったことをして一時的に上手くことが運んだとしても、長いスパーンで見ると必ずそのツケは払うことになりますね。
届けたものを受け取ることになる。
愛を届けた者が愛を受け取れる。
これは植物たちがその姿で証明してくれている自然界のルールです。
夢の実現も才能の発揮も、最も確実に最速で実現していく方法は、自然のルールに沿った言動をしていくことです。
もちろんこのルールからすれば、目指すもの、夢は、誰かに、多くの人に愛を届けることを夢にすることが最も実現の可能性の高いことになります。
長岡 半太郎さんのこんな名言もありました。
『何々になろう』とする者は多いが『何々をしよう』とする者は少ない。
長岡 半太郎の名言
まさに『自分がどうなりたいか』というより、誰にどれほどの愛を届けて『結果的にこんな自分になっている』という夢を目指すことですね。
自然界のルールを知り、言動をそれに沿わせることは、知識や技術を習得する以上に大切なことです。
どうぞあなたの素晴らしい能力を、子どもたちの無限の可能性を自然に沿わせることで最高に引き出してください。
これまでに紹介した長岡 半太郎さんの名言です。
(浜本 哲治)
土星の画像。土星の輪は微小な天体の集合体が土星を公転しているものである事は当時すでに知られており、長岡は、土星本体に相当する原子核の周囲を数千個の電子が輪のように回っていると考えた。Wikipediaより