草柳 大蔵の名言 Daizo Kusayanagi
優れたライターほど、データを捨てる技術に長けている。
草柳 大蔵 Daizo Kusayanagi
評論家 ノンフィクション作家 ジャーナリスト 1924〜2002
これはどんな分野にも言えることでしょう。
データを捨てると言うよりは、思考での囚われを手放すと言ってもいいでしょうね。
もっともっとあなたの脳の潜在領域のポテンシャルを信じてあげることです。
例えば心配事を抱えたまま何か事に当たろうとしても、心配事に意識を取られて最高のパフォーマンスを発揮できないように、思考の囚われが多くなるほどに顕在領域のパフォーマンスも落ちてきますし、思考を手放すことで発揮されやすくなる潜在領域の能力を引き出すことが難しくなっていきます。
また思考領域に囚われている情報やデータなどは、思考で考えつく範囲でしか活用されず、その情報が持つ様々な情報との組み合わせで価値を増していく可能性やポテンシャルを妨げることにもなります。
あなたがこれまでに触れた情報やデータは全てあなたの中にインプットされていて、それは必要な時に役立つ形で必ずアウトプットされます。
人間は過去に経験したことや出来たことには自信を持てるものですが、未来や自分の可能性など未知のものには自信を極端に持てないものです。
しかし過去に出来たことでも今出来るとは限りませんし、常に変化している自然界は自信の根拠になるものは全て未知のものです。
思考で考えうるもの、経験したことだけからしか自信を持てないようでは進化は望めませんし、まさに未知へのチャレンジである夢の実現もおぼつかなくなりますね。
根拠のない自信を持つこと。
実は根拠はなくはないんです。
あなたの脳にはあなたが思考で認識できないだけで、膨大なデータ、情報、知識が蓄積されています。
それを引き出せるかどうかは自信を持つことが大きなきっかけになります。
例えば、充分に能力的に可能なことでも、自分で出来ないと思ってしまえば出来ずに終わってしまうことを感じてもわかるように、出来ると思ってしまうことが大切です。
夢の実現にもこの根拠のない自信を持てるか、実現できると思えるかどうかが何よりも大切なことですね。
あなたの心が思い描けた夢を実現するのに必要な能力は全てあなたの中に揃っています。
後はそれを引き出して使うかどうかだけですね。
草野 大蔵さんのこんな名言もありました。
私はこのあいだ今西錦司(人類学者)さんと話していて、非常に面白かったのは、サルの集団の中にいるボスザルは腕力が強いばかりじゃない、やはり徳があるというんですな、猿徳(えんとく)がある。
私はそれを聞いたときに、ほんとうにとび上がらんばかりに驚きましたが、ああいう動物にもリーダーになるやつには生まれつきの徳があり、毛もつやつやしていて顔なんかにも威厳があるんだそうです。
草野 大蔵の名言
一日に本を27ページ読みなさい。
専門書、教養書、頭が疲れたときに読む本。
毎日9ページずつ読めば1年で約1万ページになる。
草野 大蔵の名言
『さよなら』は大切な言葉だ。
しっかりと美しく言おう。
別れの一瞬、相手の目をちゃんと見て『さようなら』と言って、それから会釈をしよう。
草野 大蔵の名言
君の花は、いま君がいるそこに咲くのだよ。
草野 大蔵の名言
(浜本哲治)