毛利 衛の名言 Mamoru Mohri

毛利 衛(Mamoru Mohri)Wikipediaより

宇宙飛行士の場合は、想定内のことはやれるのが当然で、想定外のことをどれだけやれるかが面白い部分です。

宇宙空間では小さなミスでも命取りになりかねませんから、地上ではありとあらゆる事態を想定してトレーニングします。
それでも想定外のことが起きます。
そんなときいかに対処するかが一番ワクワクするところです。

なぜそんなふうに考えるのかといえば、訓練で散々失敗させられるからです。
いい意味で失敗に慣れ、それを糧に新たに挑戦する気持ちを持てるからだと思います。

毛利 衛 Mamoru Mohri

宇宙飛行士 化学者 化学技術者 1948〜


自然界では想定外のことが起こるのが自然で、当たり前の世界です。

宇宙に出ると僅かなミスが命取りになりますから、起こってしまったことは、その起こったことに囚われていては命の危険に晒されますから、即座に次にどうするかを考えなければなりません。

これは地球上でも、植物たちはそういう状況に近い状態にいると言えるでしょう。
日々様々な想定外の状況に遭遇しますが、その状況を目の前にして立ち止まってしまっては、植物たちはすぐに淘汰されたり命の危険に晒されることになります。

地球上で人間は、立ち止まることが即、命の危機に繋がることはありませんが、限られた時間の中で立ち止まる時間が長くなるほどに、本来辿り着ける場所に到達できなくなる可能性は極めて高くなっていきます。

また夢の実現にも時間がかかってしまうことになりますから、人間の集中力や忍耐力では諦めてしまうことも多くなってしまいますね。

そういう意味でも、また命そのものである時間を浪費してしまうことを考えると、想定外のアクシデントなどに囚われ過ぎたり、その状況を愉しめないことは命を浪費しているとも言えるでしょう。

宇宙飛行士の方や毛利衛さんがそうであったように、上手くいかないことをたくさん体験して、それを克服していくことを愉しみに感じられるほどに思考習慣にしてしまうことも、ひとつの方法ですね。

いずれにしても物事の捉え方は思考習慣です。
そしてその習慣は日常の中で養われていきます。

いざと言う時だけ、そうしようとしてもなかなか出来ることではありません。

毛利衛さんは、こんなこともおっしゃっています。

挑戦することに、年齢は関係ないですよ。
90歳でカンバスに向かう老芸術家だっている。
精神的な年齢に、老いも若いもないんです。

92年、44歳で宇宙に飛び出し、その後、およそ8年間のブランクをへて、再び宇宙へ再挑戦しました。
52歳で飛んだ2回目は、11日間宇宙に滞在しました。

多くの人から、何かにチャレンジするときに、気持ちが続かないと聞きますが、それは、心の底から、おもしろがらないからじゃないでしょうか。


ピンチでも、チャレンジしていることでも、能力を最高に発揮するには「愉しむ」ことが最大のキーワードです。

楽しいことをやる段階から全てのことを愉しめる段階に突入すると、才能の進化も、夢の実現も大きな成果として現れてきますね。

(浜本哲治)

2008年6月8日、日本科学未来館を訪れた内閣総理大臣福田康夫(右)を案内 Wikipediaより
2008年6月8日、日本科学未来館を訪れた内閣総理大臣福田康夫(右)を案内 Wikipediaより

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