荘子の名言 Zhuang Zhou
明鏡止水の意味は辞書によると、
邪念がなく、澄み切って落ち着いた心の形容。
「明鏡」は一点の曇りもない鏡のこと。
「止水」は止まって、静かにたたえている水のこと。
目指したい心の状態ですね。
常に変化し、エネルギーの波で構成されている自然界では、何が起こっても曇らない、波立たない心を保とうとするよりは、明鏡止水の境地も進化させられるものですから、曇れば磨き、波立てば鎮めることを、いかにいち早くできるかにチャレンジしていくことでしょう。
平常心やリラックスした状態が、人間が最も能力を発揮できる状態ですから、出来れば心が乱されない方がいいのですが、時々刻々と様々なエネルギーに触れ、想定外のことも当たり前に起こる自然界ですから、心を乱さないようにしようとすればチャレンジが出来なくなってしまいます。
これでは夢の実現は近づいてきませんし、大きなストレスも溜め込むことになりますから現実的ではないでしょう。
鏡も常に磨くから輝きを保てるものですし、波立つ水は入れる容器を大きくしていけば、同じ刺激でも波立ち方や鎮まり方が違ってきます。
感情も激しい人間ですから、曇り、波立つことは自分自身を感じることに活用して、研磨や器を大きくさせることで進化に繋げていくことですね。
どうぞ日々あなた自身の明鏡止水の境地を追求していって進化させてください。
輝きや鎮まりが早くなるほどに、あなたの才能の最高が発揮される時間が長くなります。
それはそのまま夢の実現が速まることですね。
荘子さんのこんな名言もありました。
至楽は楽しみなく、至誉は誉れなし。
荘子の名言
徳をもって人に分かつ、これを聖という。
財をもって人に分かつ、これを賢という。
荘子の名言
敬を以てする孝は易く、愛を以てする孝は難し。
親を忘るるは易きも、親をして我を忘れしむるは難し。
荘子の名言
力足らざれば偽り、知足らざれば欺き、財足らざれば盗む。
荘子の名言
いかなる人も夢を見ている限り、それが夢であることに気づかない。
荘子の名言
これまでに紹介した荘子さんの名言です。
(浜本 哲治)
荘子 Wikipediaより