橋本 左内の名言 Sanai Hashimoto
学問とは、人として踏み行うべき正しい筋道を修行することであって、技能に習熟するだけのものでは決してない。
橋本 左内 Sanai Hashimoto
幕末の志士 思想家 1834〜1859
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)
今、人間が最も学ばなければならないものは、自然界のルールでしょう。
スポーツなどのどんなゲームにもルールがあって、それを知らないことにはゲームを楽しめることが出来ないように。
自然界のルールを知ることは、そこでの生、人生を最高に愉しむための原点になります。
人間界にもルールがありますが、そのルールより自然界のルールの方が優先されます。
どんなに知識や技能があって、人間の創ったルールに従っていても、自然界のルールから外れていれば、それが上手くいくことはありません。
また、学ぶことが当たり前になっている、特に日本の現代社会では学ぶことが苦痛になっているようです。
知らないことを知ること、学ぶことは、本来楽しいことです。
この原因は、いつの間にか目的と手段が逆転している、自然界のルールから外れた形になっていることでしょう。
とりあえず勉強していれば、何かが見つかるだろう。
これは逆ですね。
何かを目指すから学ぶことの必要性を感じて、自ら学び、学ぶことを楽しめるようになるものです。
子どもたちや、後に続く後輩たちに寄り添う大人や先輩たちが、子どもや後輩が勉強をしない、学ばない。と嘆く姿を見るにつけ、夢を持つことの大切さ、学ぶことの楽しさを伝えられていないのだろうと感じてしまいます。
人間は必要に迫られれば、自ら学ぶものです。
どうしても実現したい夢を持てば、嬉々として学ぶようになりますし、それを深く追求すればするほど、当然深く学ぶことも必要になりますし、広く様々なことも学ばなければならなくなります。
ぜひ、子どもたちや自分自身を、夢を持ってどこまでも追求する観点から学びをリードしてください。
そして、学ぶだけでは意味がありませんので、人間はもっともっと脳の進化した活用方法を、身に付けていくことも大切でしょう。
これまでの学び方では、知識や体験も、脳のごくわずかな部分の思考領域に頼り過ぎている傾向にあり、思考領域に蓄積した学びを思考領域から取り出すことに偏っています。
これを、潜在領域にインプットされて熟成された情報や能力を自在に引き出せるようにしていくことです。
どうぞ、学ぶことの楽しさ、学んだことを存分に活用できる楽しさを体感、実践して、そしていちばん大切な自然界のルールを自然の植物たちから学んで、あなたの才能、能力を最高度に高めてください。
その実践は、子どもたちや後輩たちの、この上ない生きた学びになりますね。
これまでに紹介した、橋本左内さんの名言です。
(浜本 哲治)
福井 橋本左内生家跡 Wikipediaより