島崎 藤村の名言 Toson Shimazaki

島崎 藤村(Toson Shimazaki)Wikipediaより

旧(ふる)いものを毀(こわ)そうとするのは無駄な骨折(ほねおり)だ。
ほんとうに自分等が新しくなることが出来れば、旧いものは毀れている。

島崎 藤村 Toson Shimazaki

明治~昭和の詩人・小説家 1872~1943
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)


これは様々なことにおいて言えることでしょう。

例えば習慣などもそうですね。
今までの習慣をなんとかしようとすることは、非常にエネルギーも時間も必要になりますから、新たな習慣でアップデートしていくようにすることです。

環境などもそうですね。
どうも人間はすぐに環境を変えようと手出しをしてしまいがちですが、これでは労多くして功少なしです。

植物たちの環境の変え方がとても学べることが多いでしょう。

夢の実現のために届ける愛の追求や才能、能力の追求もそうですね。
追求していくことを今の状態に囚われ、こだわって手を加えていくやり方では限界もあります。

目指す理想の形に向けて、新たなものを構築していくつもりで、さらに洗練させていくことです。

常識と言われるものが変わる時も新たな常識が古いものを置き去りにします。

これまでのやり方を単に踏襲だけや、もちろん環境を批判するだけや、現状を変えようとすることでは進化は困難なことでしょう。

才能、能力の追求も、穴を掘っていくのにさらに深い穴を掘ろうと思えば、間口から広げる必要がありますね。
さらに深く追求していくことは、限定された状況に囚われていては必ず行き詰まってしまいますから、新たな穴を掘る感覚で進めていくことですね。
その際にそれまで掘った穴は決して無駄にはなりません。

どうぞあなたの才能、能力に向けるエネルギーを分散させないことと同時に、囚われによる息苦しさを感じさせないようにどこまでも深く掘り下げてください。

日常の習慣などとともに成長、進化の原理を心得て、あなたの素晴らしい才能に縦横無尽に活躍できるフィールドを与えてあげてください。

(浜本 哲治)

明治学院24年度卒業写真、最後列左から2番目が藤村、4番目が戸川秋骨、中央列右から3番目が馬場孤蝶 Wikipediaより
明治学院24年度卒業写真、最後列左から2番目が藤村、4番目が戸川秋骨、中央列右から3番目が馬場孤蝶 Wikipediaより

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