石坂 泰三の名言 Taizo Ishizaka

石坂 泰三(Taizo Ishizaka)Wikipediaより

人生はマラソンなんだから、百メートルで一等をもらったってしょうがない。

石坂 泰三 Taizo Ishizaka

第一生命保険 東京芝浦電気(現・東芝)社長を経て第2代経済団体連合会(経団連)会長 1886〜1975
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)


人生の時間は限りがあり短いものだとは言っても、人間の体力、集中力からしても休みなく一気に駆け抜けることはできません。

人それぞれに短距離型、長距離型の特性もあります。

ただ短い時間で見れば多少の能力差が出るでしょうが、長いスパーンで見ればそれほど進める距離は変わらないものでしょう。

いかに飽くことなく走りづけられるかが到達点の違いになるだけです。

そういう意味では人生は時間走、制限時間内にどれだけ走れるかと言ってもいいでしょう。

それも誰かとの競争ではなく、自分との向き合いです。

もちろん当てもなく無闇に走っても得られるものは少ないでしょうし、なかなか走り続けることはできませんから、人生を愉しく、得られるものを多くして充実させていくためにも、走り続けられるために目指すもの、夢、到達地点が明確になっていることは必要不可欠なものでしょう。

また目指す到達点である夢に嬉々として走り続けられる、自然界で本来目指すべき夢にしておくことは非常に重要なことです。

まだまだ色んな方に夢を聴くと、それではチャレンジし続ける、走り続けるのは難しいと感じてしまう夢を語る方は本当に多いです。

夢の大きさではなく、目指すターゲットも問題ですね。
手段や過程、与えられる結果を夢として目指している人が多いです。

この目指すものの影響でストレスを溜め込んだり、続けられない自分を卑下したり、苦悩している人は驚くほどに多いものです。

夢はどう頑張っても、一度や二度走ったり、チャレンジしただけで実現できるものではないでしょう。

少なくとも1万時間は走り続ける、チャレンジし続ける必要があります。

どうぞあなたの素晴らしい才能に、嬉々としてチャレンジし続けられる夢を与えてあげてください。

あなたの才能が最高の能力を発揮できるのは、あなたが目指す夢次第だと言っても過言ではありません。

石坂 泰三さんのこんな名言もあります。

人生のコースには人それぞれのペースというものがある。
自分のペースに合わせて、息切れず、疲れすぎをせず、ゆうゆうと歩を進めて、とにかくその行き着くところまで、立派に行き着けばよろしいのだ。

石坂 泰三の名言


人生の制限時間を使って、自ら目指す夢のどこまで辿り着けるか。
その過程で、また到達時にどんな景色が見られるのか、目指すものさえあれば人生は本当に楽しみなことばかりですよ。

これまでに紹介した石坂 泰三さんの名言です。

(浜本 哲治)

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