森 瑤子の名言 Yoko Mori

森 瑤子(Yoko Mori)Amazonより

積極的に肯定的に生きている人は、やっぱり、毎日が華やぎ、いいことが起こっていく。

森 瑤子 Yoko Mori

小説家 1940〜1993
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)


消極的、否定的な思考になっていくと、とにかく前に進んでいけません。
前に進んでいかなければ、感情的に嫌なことも多少少なくはなるでしょうが、喜べることはまず起こる可能性は低くなるでしょう。

例え立ち止まったり、後退することでも、積極的に立ち止まる、後退するのと、消極的なそれとは大きな違いがあります。

自然界の法則として、どんなに嬉しいことが起こるようにアクションを起こしても、実際に感情的に嬉しい出来事はせいぜい2割程度ですし、例え立ち止まっていても時間は常に流れていきますし、環境は常時変化していますから何も起こらないことはありません。

そしてその起こることは、これも自然界の法則として、放出したエネルギーに共鳴したことが多く起こりますから、立ち止まったり囚われたりすることも、消極的なエネルギーを放出していることに他なりませんから、そのエネルギーに見合ったことが起こることになります。

嫌なことばかりが起こるから消極的になる。と感じることもよくあることですが、実際に起こることは感情的には嬉しくないことの方が多いわけですから、こう感じた時にはすでに負のスパイラルに陥っているでしょう。

嬉しいことが起こればそこから脱却できるのですが、ただでさえ嬉しく感じることが起こる確率は低いですから、待っていては貴重な時間が浪費されてしまいます。

自ら嬉しく感じることを見つけるか、嬉しく感じられることが起こるようにアクションを起こしていくことが、最も早くこの負のスパイラルから抜け出す方法でしょう。

またこの負のスパイラルに陥る要因として、ただでさえ嬉しくないことが多い中で、あえて負の方向に心が向いてしまうことに触れようとしてしまうことがあります。

ほんのわずかなことで、それほど強くない人間の心は揺れ動くものですから、触れなくてもいいことには触れないでおくことも大切なことですね。

積極的、肯定的という言葉で、単に動き回って忙しくすることが、必ずしも積極的とは言えません。
あえて動かない、止める、撤退することも大切な積極的な行動でもありますね。

否定したり排除したりすることも可能な限りしない方がいいでしょうが、否定をしないことと全てを心の中に入れてしまうこととは、別物と言えるでしょう。

起こる出来事や現象に全て関わっていてはエネルギーも分散されますし、全てにアクションを起こしていては時間はいくらあっても足りなくなりますね。

これらを踏まえた上で、全てを積極的に肯定的に捉えアクションを起こすことです。

日々の出来事の中から、嬉しく感じることを見つけだすことは宝探しのようなものです。

積極的なアクションが増えれば、嬉しくないことも多くなりますが、間違いなく嬉しいことも増えます。

そして嬉しいことだけにフォーカスして喜んでいれば、おのずと華やいできますから、そのエネルギーがさらに嬉しいことを引き寄せたり、見つけやすい環境を創ってくれます。

大きなポイントは宝探しですね。

(浜本 哲治)

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