串田 孫一の名言 Magoichi Kushida

串田 孫一(Magoichi Kushida)Amazonより

忍苦とは、晴れ晴れした日の予感を抱き、現在をその日のために、どうしても歩まねばならぬ当然の道として、黙って進むことである。

串田 孫一 Magoichi Kushida

哲学者 詩人 随筆家 1915〜2005
Wikipedia


人生は生きているだけで山あり谷ありです。

ましてや実現したい夢があってチャレンジしていれば、その進む道が平坦であることはないでしょう。

またどこまでも何も起こらない平坦な道ほど飽きてしまうものはないでしょう。

楽しいことが起これば楽しめるものですが、大切なことはいかに全てのことを愉しめるものにしていくかでしょう。

感情はエネルギーそのものです。
感情に触れる出来事が何ひとつ起こらなければ人間のエネルギーは枯渇していきます。

大切なことは、あらゆる感情のエネルギーをどう夢に向かうエネルギー、愛のエネルギーに変換してすぐに活用していくかですね。

嬉しい感情もいつまでも出来事に心奪われていると、そのエネルギーはどんどん薄れていきますし、決まって嬉しい中に心配の種子を探し始めます。

感情のエネルギーを受け取るのは、最初の一瞬の最も大きなものをいただけばそれで充分でしょう。

心のフォーカスの糸を結んでおく先は、感情を呼び起こした出来事などではなく、あなたの夢と常にしっかり結んでおくことです。

すぐに心と夢を結んだ糸を解いて出来事などに結んでいませんか?

状況や心などをコントロールできる場合はいいですが、コントロールできずに翻弄されてしまうような大きな波や嵐の中では、心のフォーカスの糸をどこに結んでいるかが非常に大きな意味を持ってきます。

出来事に結んでいると、嵐の最中も心の糸をたぐるほどに深みにはまっていきますし、嵐が過ぎ去った後には、その出来事の前にポツンと取り残されることになります。

こういう体験を重ねていると、感情に触れるような出来事や自分にはコントロールできないような嵐が来ることが嫌になってしまうのは当然ですね。

もちろん全ての出来事が夢に繋がっているとも信じられないでしょう。

常に夢と心のフォーカスの糸を結んでいれば、むしろ感情に関係なく大きな嵐のような出来事は一人でコツコツ夢に歩みを刻んでいくより、大きな力で動かしてくれますから歓迎するべきことになってきます。

何もできないような大嵐であれば、夢と結んだ糸を解けないように、またしっかり結びつけるチャンスでもあります。

常に強く結ばれていれば、嵐をいかに利用して一気に一人では刻めない距離を稼いでいくかとしたたかさも生まれてきます。

そして嵐の後に大きく夢への距離が縮まっていたら、普段では見つけられない道を見つけられたら、これはもう愉しむしかありませんし、むしろ起こることが楽しみになってきますね。

どんな分野でも事を成し遂げた人たちは、周りから見ると非常にたいへんそうなことを当たり前のように、むしろ愉しんでやっています。

どうぞ常に夢に心をフォーカスして、どんな出来事も心から愉しめる根源を手放さないようにしてください。

(浜本 哲治)

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