中江 兆民の名言 Chomin Nakae

中江 兆民(Chomin Nakae)Wikipediaより

自由は取るべき物なり。
貰うべき品にあらず。

中江 兆民 Chomin Nakae

思想家 ジャーナリスト 政治家 1847〜1901
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)


先人たちが多くのエネルギーを注ぎ、命を削ってチャレンジして、人間界も自由に向かいつつあります。

ただ、自然界の本来の自由度からすれば、まだまだ人間は囚われが多すぎるでしょう。

特に現代は物理的な束縛より、目に見えない呪縛や、自らの思考による制限などで、もしかしたら遥かに不自由度が高まっているのかもしれませんね。

また自由にできないと感じているとしたら、自由を勘違いしていることも多いでしょう。

思うまま、感じるままに自由にすることは、自己責任であることはもちろんですが。

本来自然界の自由は、何も障害などがないことではないでしょう。

環境や自分以外の人、生きものなどとの接点では、必ず制約を受けるものです。

この接点での制約を、思い通りにできないことが不自由なのではありませんね。

どんな接点であっても、水のように、風のように、回り込んで包み込んだり、迂回していったり、乗り越えたり、自然界では他との接点を、超越する方法が無限にあるというのが、自然界の自由ですね。

自ら由とする。
自由はあくまでも、自分の中から出てくるものです。

誰にも干渉を受けない、自分の中でどれだけ制約を設けず自由でいられるか。

環境や接点の制約も、あなたの中の自由度が高まるほどに超越する方法が見えてきます。

進化を目指すことこそが、自由なのかもしれませんね。

水のようにどこにでも流れ込める柔軟さ、自由さは、植物たちの生き方にも垣間見えるものですね。

あなた自身の内で、どれほど思い込みや囚われを排して自由でいられるか。

常に感じてみるといいですね。
どんな環境や他との接点、制約があっても、あなたの内の自由があれば、あなたは自由です。
接点、制約からも自由になっていけます。

環境や誰かのせいで、自由になれないということはないでしょう。

どうぞ常に進化して、夢と同じように自由にも終わりはありませんから、どんどん自由を実現していってください。

一人ひとりの内なる自由度が高まるほどに、人間界はさらに進化の道を進めるでしょう。

(浜本 哲治)

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