クイントゥス・エンニウスの名言 Quintus Ennius

クイントゥス・エンニウス(Quintus Ennius)Wikipediaより

不幸な目に遭わないこと、それは多くの幸福に恵まれることに等しい。

クイントゥス・エンニウス Quintus Ennius

共和政ローマ時代の作家「ローマ詩の父」紀元前239〜169
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)


万全の準備をしてチャレンジしても、上手くいかないことが圧倒的に多いのが自然界です。

また人間界はただでさえ複雑怪奇、不自然な社会構造になっていて、降り掛かってくることも多岐にわたっています。

そんな中で、あえて心乱されるようなことに首を突っ込んだり、心を向けたりすることは、才能、能力を充分に発揮できないどころか、心身の健康にも悪影響を与えますし、何よりも少しでも有効に使いたい命の時間を浪費することにもなってしまいます。

幸福感を感じることはもちろん素晴らしいことですが、無用に心乱されない状態を保つことは、まさに言葉通り、幸福を感じることと同等、いやそれ以上に大切なことかもしれませんね。

情報が手軽に手に入れられるようになったり、便利な世の中になって生み出された時間を、こういう時間に費やしていては何のことだかわからなくなります。

またチャレンジの結果など、否応なく遭遇してしまうことの中から、どういう面に心を向けるかも、そしてあなたの才能のどの面にフォーカスして磨いていくかも、同様に非常に大切なことでしょう。

あえて心にとってマイナスな面を見つめる必要はありません。
他と比較して考える必要もありませんね。

全てがプラスになることはあり得ませんから、マイナスな面はプラスにできる面で補っていこうとすれば充分でしょう。
できないこと、嫌なことをできるようにするよりは、できること、好きなことを伸ばして、できないことをカバーしていけばいいでしょう。

どうぞ、心がいやがることをあえて入れることがないようにしてあげてください。

あなたの心が乱されないような、喜べるような方法を見つけていった方がいいですね。

余計なことで心乱されないことは、大きな悦びを感じることに繋がっていきます。

世の中の溢れる情報も、生み出された時間も、ぜひあなたの進化のために上手に活用してください。

(浜本 哲治)

LINEで送る