マックス・ヴェーバーの名言 Max Weber
もしこの世の中で、不可能事を目指して粘り強くアタックしないようでは、およそ可能なことの達成も覚束ないというのは、まったく正しく、あらゆる歴史上の経験がこれを証明している。
マックス・ヴェーバー Max Weber
ドイツの社会学者 経済学者 1864〜1920
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)
自然界の大切な真理のひとつでしょう。
思いが実現していく自然界ですが、一方で20:80の法則も働きますので、思いの実現の可能性は良くて80%、何があっても確実に到達できるレベルになると20%のところまででしょう。
この法則があるからこそ、自然界は進化していけると言えます。
思いを進化させていかないと、当初の思いの実現もままならなくなりますから、淘汰されずに進化し続けるためには思いを進化させ続ける必要がある。
実にによくできた仕組みですね。
その原理は、例えば0の地点からスタートして10の地点に到達したいという思いを持てば、何があっても到達可能な地点が2の地点、10の地点だけを思い続けていると、完璧にやるべきことをこなしていっても8の地点に到達するのが精一杯ということです。
10の地点を何があっても到達できる地点にしていくには、50の地点を目指していく必要があるわけですね。
10の地点にたどり着きたいという思いを持った時点で、思いが実現する自然界ではそれは実現可能なものです。
ただそれを確実に実現していくには、思いを進化させていくことが非常に大切なことになります。
もちろん思いが半信半疑であったり、それこそユメ物語では意味がありませんから、実現して当たり前という思いにしていくには、さらに先への思いを抱いていくことが必要になりますね。
この言葉にもあるように、このことは歴史上の様々な出来事が物語っていることです。
人間は完成や現状維持を求める傾向にありますが、自然界ではそれはあり得ず、常に変化、進化を追求していくところに、結果として現状を保てたり理想により近づく秘訣があります。
また自然界で絶滅してしまった種の中には、進化ではなく成長を追い求めて、自然界を窮地に追い込む方向に栄えた種もいますが、成長と進化は少し異なりますから、人間界も成長ばかりを追い求めて進化の追求を怠っていくと、未来の子どもたちから生存の機会も奪うことになりかねませんね。
進化を目指していけば、適正な成長も与えられるのも自然界でしょう。
思いが実現していく自然界では、できない。無理だ。という思いも実現できないという結果で実現します。
微塵も実現を疑うことのない思いを、どう持っていくかが大切なことですね。
どうぞ自然界の思いの実現の原理をしっかり把握して、あなたの素晴らしい才能、能力に至高の思いをプレゼントしてあげてください。
あなたの思いに、あなたの才能、能力はわずかなズレもなく応えてくれますよ。
これまでに紹介したマックス・ウェーバーさんの名言です。
(浜本 哲治)
マックス・ヴェーバー(中央の人物)Wikipediaより