ジャン=ジャック・ルソーの名言 Jean-Jacques Rousseau

ジャン=ジャック・ルソー(Jean-Jacques Rousseau)Wikipediaより

ラブレターを書くには、まず何を言おうとしているのか考えずに書きはじめること。
そして、何を書いたのかを知ろうとせずに書き終わらなければならない。

ジャン=ジャック・ルソー Jean-Jacques Rousseau

フランスの啓蒙思想家 哲学者 作家 1712~1778
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)


これは何もラブレターを書くことだけに限ったことではありません。

文章全般を書く時に心に留めておいた方がいいことでしょう。

特にラブレターに関しては、文章の内容より心をどれだけ伝えられるかが大切になりますからね。

どうしてもきれいな文章を書こう、カッコよく書こうとしてしまいますが、心を打つ文章は文法が正しいかどうかなどはあまり関係ないでしょう。

もちろん誤字脱字があると読むのが辛くなってしまいますが、感じたこと、閃いたこと、言葉、フレーズ。これをそのまま書いた方が間違いなく心に届きます。

心をそのまま、ありのままに。

私が選択する名言は、その日に閃きを与えてくれたものを選びます。
そして事前にあまり書くことを考えずに、浮かんできた言葉を書きなぐって、最後に「てにをは」を修正するだけです。
書いたことはほとんど覚えていません。

頭(左脳)で考えると、ほんとに疲れが何倍にもなります。

アスリートもそうですが、アーティストもよく詩や曲が「降りてくる」という表現をしますが、まさに閃きを大切にしていると言うことですね。

また私も出版経験がありますが、本を書く時に出版社の方から何度も言われたことは「誰か、ある一人の特定の人に向けて語りかけるように、ラブレターを書くように書いてください」

本は多くの人が読むものですから、筆者と多数の読者の一対多の関係ではあるのですが、読むひとりの人は筆者と一対一なんですよね。

一対一の関係の中で自分ひとりに向けられていない言葉に誰も心を動かすことはありません。

これはSNSなどの投稿でも同じことが言えるでしょう。
投稿を読む人は一人ではありませんが、読む一人にとっては、あなたの言葉をひとりが受け取っています。

そこに「みなさん!」なんて言葉が入ったら、言葉はひとりの人の心には届いていきません。

誰かに届けたい言葉は心の閃きをピンポイントで。

夢の実現、能力開発にも重要なポイントですね。

ジャン=ジャック・ルソーさんのこんな名言もありました。

自分自身を尊重せずに、幸福であることなどあり得ない。

ジャン=ジャック・ルソーの名言

わたしたちは無知によって道に迷うことはない。
自分が知っている事と信じる事によって道に迷うのだ。

ジャン=ジャック・ルソーの名言

人間は自然のままならば善である。現代の社会組織によってのみ邪悪にさせられる。

ジャン=ジャック・ルソーの名言

奴隷として平和に過ごすよりも、自由を得て危険をおかす方がましである。

ジャン=ジャック・ルソーの名言

私が100人の集団に所属していたとして、他の99人がただ多数派だというだけで、私に死刑を宣告する権利をもつだろうか?

ジャン=ジャック・ルソーの名言


これまでに紹介したジャン=ジャック・ルソーさんの名言です。

(浜本 哲治)

ジャン=ジャック・ルソーの署名 Wikipediaより
ジャン=ジャック・ルソーの署名 Wikipediaより

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