ヘルマン・ヘッセの名言 Hermann Karl Hesse

ヘルマン・ヘッセ(Hermann Karl Hesse)Wikipediaより

求むるところなき愛。
これが我々の魂の一番高い、一番望ましい境地である。

ヘルマン・ヘッセ Hermann Karl Hesse

ドイツの小説家・詩人・ノーベル文学賞受賞者 1877~1962
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)


求めるところなき愛。
もちろん理想の愛の形ですが、本来自然は普通にこれを実現しています。

人間は我欲が強いために、もしかしたらこれが理想論のように感じてしまっているのでしょうね。

自然の法則では、与えた愛は巡り巡って必ず自分に大きな愛になって還ってくるようになっています。

人間はどうしても、与えた人から与えられる。こう短絡的に考え過ぎているようです。

バーターでは与えた分しか戻ってきませんが、巡った愛は何倍にもなって与えられます。

これは人間関係、ビジネスにも言えることです。

これを与えたら、あの人は何を返してくれるのだろう。
これをしてあげたら、いくら儲かるのだろう。

そもそもここからスタートするところが上手くいかない大きな原因です。

愛を与えた人から返されるとも限りません。
してやったのにどうして?というようなものは愛ではないのかもしれません。

下心は下心が大きくなって還ってきますよ。

愛にも色んな形がありますが、もしあなたが何か足りないと感じてるものがあるとすると、その愛をあなたが与えられていないのかもしれません。

愛は同じ愛が還ってくるとも限りません。
与えたものが違う形になって戻ってくることもあります。

どんな形の愛でもいいので、純粋な愛を見返りを求めることなく与え続けること。
それがあなたの必要な愛の形になって必要なだけ手にすることが出来るでしょう。

笑顔もひとつの愛の形でしょう。
あなたの天才で誰かを喜ばせる、感動させることも素敵な愛の形です。

いずれにしても苦しみや怖れからは、誰かに与えられる、自分が受け取って幸せを感じる本当の愛は生まれてきません。

不満や不安を感じて悩んでいないで、あなたの愛を惜しみなく誰かに届けてください。
未来は確実に素敵なものに変わっていきますよ。

ヘルマン・ヘッセさんのこんな名言もありました。

書物そのものは、君に幸福をもたらすわけではない。
ただ書物は、君が君自身の中へ帰るのを助けてくれる。

ヘルマン・ヘッセの名言

人間はそれぞれ自分の魂を持っている。
それをほかの魂とまぜることはできない。

ヘルマン・ヘッセの名言

たえず続く夢というものはありません。
どんな夢でも新しい夢に代わられます。
どんな夢でも固執しようとしてはなりません。

ヘルマン・ヘッセの名言

おそらくすべての芸術の根本は、そしてまたおそらくすべての精神の根本は、死滅に対する恐怖だ。

ヘルマン・ヘッセの名言

しがみつくことで強くなれると考える者もいる。
しかし時には手放すことで強くなれるのだ。

ヘルマン・ヘッセの名言


これまでに紹介したヘルマン・ヘッセさんの名言です。

(浜本 哲治)

ガイエンホーフェンの博物館にて再現されたヘッセの書き物机 Wikipediaより
ガイエンホーフェンの博物館にて再現されたヘッセの書き物机 Wikipediaより

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