朝永 振一郎の名言 Shinichiro Tomonaga

朝永 振一郎(Shinichiro Tomonaga)Wikipediaより

ふしぎだと思うこと、これが科学の芽です。
よく観察してたしかめ、そして考えること、これが科学の茎です。
そうして最後になぞがとける、これが科学の花です。

朝永 振一郎 Shinichiro Tomonaga

物理学者 ノーベル物理学賞 1906〜1979
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)


科学に限らず、才能、能力の成長、進化には不思議を活かしていくことが、非常に大切なことになります。

人間が解明できている自然界は、まだまだごくごく僅かな部分だけです。

日常の中にも不思議はたくさん溢れています。

そして、その不思議の中にこそ成長、進化の芽があるものでしょう。

再現性があり当たり前になったことの中には、それほど大きな飛躍の芽はありません。

ただ当たり前になっていることでも、それをさらに深く追求していく中には、すぐに不思議に遭遇することにもなりますね。

ふしぎを大いに感じて、単に不思議なこととして終わらせないことです。

エネルギーの共鳴で、全ての現象が起こる自然界では、起こる現象には、必ず原因があります。

その原因がわからないから、解明されていないから、不思議だと感じられるだけです。

そして、科学ではその不思議を解明することになりますが、才能、能力の進化に結びつけるには、不思議に再現性を持たせて日々のチャレンジに活用していくことが大切です。

夢の実現、才能の進化に活用できることが結実と言えるでしょう。

不思議を数多く感じていくには、昨日までの範疇にこだわらず、常に昨日を超えるチャレンジをしていくことです。

結果がわかることだけをやっていたのでは、新たな領域に踏み入れることができないことは、誰の目にも明らかなことでしょう。

朝永 振一郎さんのこんな名言もあります。

「好奇心」は、少なくとも科学という、人間精神の重要な営みに対して、ひとつの大きな原動力になっている。
しかも、この精神的な好奇心は、人間だれでもが生まれながらに持っている極めて人間的なものだ。

朝永 振一郎の名言


夢の実現、才能、能力の進化はもとより、不思議なことなどに大いに好奇心を持つことです。

人間は年齢や経験を重ねていくと、知らないことを恥ずかしいと思ったりすることもあったりしますが。

広い砂浜の数粒の砂ほどのことしか、人間の科学でも知り得ていないのですから、知らないことわからないことがあっても当然です。

それがどんなに当たり前のことであっても、そのタイミングで知り得たことにこそ歓びを感じていくことですね。

あなたの素晴らしい才能、能力は、あなたの才能でしか開拓できない領域に突入していってこそ、本領を発揮し真価が見えてくるものです。

そのためにもどうぞ日常に溢れている不思議には、見つけてでも探し当てて、才能の追求の糧にしてください。

日々見過ごされている不思議は本当に多いものですよ。

(浜本 哲治)

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