菊竹 清訓の名言 Kiyonori Kikutake

江戸東京博物館 Wikipediaより

海外に出なさい。
そして仲間を見つけなさい。
あなたの言うことを理解する人が必ず現れます。

菊竹 清訓 Kiyonori Kikutake

建築家 1928〜2011
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)


小さな身の周りの世界に受け入れられないことで、自分の才能、能力を卑下してしまうのは本当にもったいないことです。

特に日本は不思議な不自然な国になっていますので、自国で文化や才能を育もうとするより、外から入ってきたものを盲目的に信じる傾向にもあります。

権威や名声に弱いのも、逆輸入が多くなっているのも面白い国の特徴ですね。

隣の芝は青く見えるのはどこでも同じことでしょうが、例えば日本の文化などは海外の人の方が興味深く感じてもらえることも多いです。

そういう傾向から考えると、身近なところで受け入れられないということは、もっとグローバルな才能、能力と感じてみてもいいでしょう。

たとえ海外にまで出なくても、才能や愛が身近に届かないことで自信をなくすことはありません。

あなたの愛を必要としてくれる人、喜んで受け入れてくれる人が今の瞬間だけで地球上には14億人いると考えてみてください。

世界の人口が70億人としてその2割の人数ですが、日本の人口の10倍の人数です。

あなたの周りにはどこまでも広い世界が広がっています。

今は様々な方法で多くの人に愛を届けられるようになっていますから、愛が届かない、わかってもらえないと少しの人に届けただけで悩んでいても仕方ないですね。

それよりいかにして必要としてくれる多くの人に届けられるかを模索していくことです。

そして少しでも多くの人に届くようにするには、愛や才能をシンプルな方向、自然の本質の方向に深く磨き込んでいくことです。

人生はどれだけ多くの人にあなたの愛を届けられるかです。

もちろん直接届ける愛もあれば、間接的な愛もあるでしょう。

大切なことは常に本質に向けて磨き込むこと、一人でも多くの笑顔に出逢えるように届け続けていくことですね。

(浜本 哲治)

江戸東京博物館 Wikipediaより
江戸東京博物館 Wikipediaより

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