ペーター・グスタフ・ディリクレの名言 Peter Gustav Dirichlet
偉大な数学者とは、盲目的な計算をすばらしいアイデアに置き換える人のことである。
ペーター・グスタフ・ディリクレ Peter Gustav Dirichlet
ドイツの数学者 現代的形式の関数の定義を与えた 1805〜1859
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)
これは数学者だけではなく、あらゆる分野で言えることでしょう。
単純な繰り返し、盲目的な追従が作業として多くの時間を費やされるのが日々であったり、追求であったりします。
その中からそれを超えるものを見つけだしていくことが、追求を深めることや能力、才能を高めることに繋がっていきます。
追求、創造、発見の糸口、突破口は日々の中に、日常の中にあります。
例えば今では当たり前のレベルになっていて、昔は誰もができることではなかったことが、今では誰にでもできることになっていることなどはたくさんありますね。
そこからさらに進化した領域が見えないか、その先に進む道はないのかを探してみてください。
どんなに先人たちが深く追求してきた領域でも、その先の領域、そこに通じる道は必ずあります。
そういう領域、道を探していくことが、それができるチャンスを生かされていることで与えられていることが、人生の大きな醍醐味でしょう。
生、身体を与えられた者にしか、自然界、人間界の進化を実際に実現させることはできません。
先人たちが切り拓いてきた領域は、ありがたく活用させていただいて、今を生きる私たちの使命は、未来の子どもたちにさらに進化した人間界、自然界を届けていくことでしょう。
昔から人間界では、それが全て、それが正しいと思われてきたことが実は違っていて、もっと深い領域があって、それは必ずしも正しくなかったということを歴史的に何度も繰り返してきています。
その時その時の状況、環境ではそれが全てだと思われることでも、少しでも何かが進化すると一気に色んなものが見えてきたりするものです。
そういう歴史を踏まえても、そして常に変化、進化し続けていく自然界、完成のない自然界を理解して、今が全て、最高という発想は持たないことですね。
常に今はたとえ見えなくても、未知の領域が無限にあるという発想に立っておくことです。
どうぞあなたの日常の中から、あまり変わらない状態の中でも、常に視点を変えて観察、感じてみたり変化を加えてみたりして、新たな発見、創造の種子を見つけてください。
毎日見ているものの中にも、見ているようで見えていないことは本当に多いものですから、その気になって見つめてみることですね。
さらに先があるという発想で見続けていると、きっと未知の領域は見えてきますよ。
(浜本 哲治)