デヴィッド・ジョーゼフ・ボームの名言 David Joseph Bohm
新たに知るより、
考え方を変える方が、重要である。
デヴィッド・ジョーゼフ・ボーム David Joseph Bohm
米国の物理学者 理論物理学 哲学 神経心理学に大きな影響を及ぼした 1917〜1992
夢の実現や能力を進化させていくために、日々学んでいくことはとても大切なことですが、成長、進化のためにと考えると、新たなことを学ぶことに目が向きがちです。
もちろん新たに学ぶ必要のあることはたくさんあるでしょうが、夢の実現や能力の進化は決して知識で実現していくものではありません。
知識を得た後に、どう自然界のルールに沿った行動に落とし込めるかが最大のポイントになります。
同じ知識や技術を得たとしても、差や違いが出てくるのはここが非常に大きなものです。
さらに言えば、変える考え方も思考で考えるというより、思考をいかに手放せるかが顕在、潜在能力ともに遺憾なく引き出していくには必要なことでしょう。
デヴィッド・ジョーゼフ・ボームさんのこんな言葉があります。
問題があるときに人はこんな言い方をする。
「問題を解決するためには、それを考えなければ」と。
しかし、私が言おうとしているのは、思考そのものが問題なのだということである。
通常思考領域を使うことに慣れている人間は、懸命に考えようとするほどに思考領域だけに入っていってしまいます。
真剣に考えるほどに思考が堂々巡りするのは、思考領域の中だけで考えようとしているからです。
本来は、大切なことほど思考領域を超えて、潜在領域などの全脳で解決策を引き出していくことが必要です。
思考を極力手放すことの大切さはデヴィッド・ジョーゼフ・ボームさんのこんな言葉にもあります。
コミュニケーションで新しいものが創造されるのは、人々が偏見を持たず、互いに影響を与えようとすることもなく、また、相手の話に自由に耳を傾けられる場合に限られる。
創造することにおいても極力思考を手放して、囚われを少なくして思感で感じていくことが大切です。
あなたの素晴らしい才能、能力には、夢の実現に必要なものは全て揃っていて、どんな問題も本来解決できると考えてみてください。
その能力が引き出されていないとしたら、思考で考えることの縛りがその発現を妨げていると考えてください。
思考習慣などの影響で、違うチャレンジであっても同じようなところで躓いてしまうことはよくあることです。
こういう現象は、その多くのケースで思考が自然界のルールに沿っていないこと、不自然が要因になっています。
新たな知識や情報を仕入れなくても、この不自然に気づき習慣を変えるだけで、全く違った結果を常に引き出せるようになることは本当に多いものです。
ぜひ何度も同じようなケースに遭遇する場合には、思考、行動習慣を感じ直してみてください。
決して才能、能力がない、低いことが、夢の実現や能力の進化が進んでいかない原因ではありません。
あなたの素晴らしい才能を、あなた自身で埋もれさせないようにしてください。
(浜本哲治)