平賀 源内の名言 Gennai Hiraga
考えていては何もでき申さず候。
われらはしくじるを先につかまつり候。
平賀 源内 Gennai Hiraga
江戸時代中頃に活躍した本草学者 地質学者 蘭学者 医者 殖産事業家 戯作者 浄瑠璃作者 俳人 蘭画家 発明家 1728〜1780
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)
とかく考え過ぎて動けなくなっている人は多いですね。
考え過ぎて悪循環、負のスパイラルを起こして、どんどん動けなくしてしまっているケースは本当に多いものです。
まずは自然界の20:80法則で、どんなに完璧にチャレンジできても上手くいく確率はせいぜい2割程度ですから、8割という圧倒的に上手くいかない場面に遭遇することが多くなることをしっかり認識しておくことです。
これは誰がやっても同じようなものです。
その上で少しでも上手くいく確率を高めていくことができれば、チャレンジがどんどん増えていく好循環も起こしていくことができますね。
悪循環に陥るケースでは、上手くいかないことなどに対して思考で考え過ぎて、その思考で考えたことを元に次のチャレンジをするケースが多くなりますが、思考で考えれば考えるほど、上手くいく確率は下がっていくと認識しておくといいです。
上手くいく確率を高めるには思考を手放すことです。
例えばビギナーズラックのような状態を、いつまでも続けていこうとすれば思考では考えないことです。
人間界の教育などからすると、論理的に考えるほどに上手くいく確率が高くなると考えがちですが、人間の思考領域の情報では、あまりにも記憶として残っている情報などが少な過ぎて、どんどん変化していく環境の中でその変化を超えるアイデアや発想はなかなか生まれてきません。
また、体験や情報の組み合わせなどもあまりにも小さな容量の中で考えて、圧倒的に多い上手くいかない現状から、どんどん情報そのものを排除していきがちですから、どんどん可能性を狭め行き詰まっていきます。
例えば、野球の打率が2割と3割では全く違う世界になるように、僅かでも上手くいく確率が高まれば、そこから生まれてくる循環はプラスのスパイラルになっていくでしょう。
この僅かを高めていく方法が、思考から思感へ思考領域から潜在領域の活用にしていくことです。
特に特別なことをする必要はありません。
閃きを自在に引き出す方法である。
1. リラックスをして。
2. 夢に心を向けて。
3. 思考を手放すこと。
あらゆる場面でこの状態から引き出された情報を元にアクションを起こしていくことです。
思考で引き出した情報なのか、思感から出てきた情報なのかは、閃きを多く引き出していくとその違いがわかってきます。
そして最初に戻りますが、思考でチャレンジしても思感でやっても、圧倒的に上手くいかないことの方が多いのは変わりありませんから。
どうすればいいのかを思考で考えるのと同じように、上手くいかなかった原因などをあまり深く思考で考えないことですね。
その要因や本質などは思考の及ぶ範囲を超えたものを、思感、潜在領域はキャッチしています。
無理に思考で考え過ぎることなく、キャッチしている情報やこれまでインプットされている情報などと、融合された情報などをいかに上手く引き出していけるかです。
こういう能力というか、脳力でしょうか、の使い方をしていくことは、取りも直さず自分自身を信じることです。
人間は自分自身のことでさえ全てを知っているわけではありません。
いくら思考で考えても、自分のことでもわからないことはたくさんあります。
ただとんでもない才能、能力を、あなたが秘めていることは間違いのないことです。
それを引き出していくには考え過ぎないことです。
ぜひあなたの素晴らしい能力を、少しでも多く引き出せる方法を身に付け、すぐにでも実践に取りかかってください。
2割打者と3割打者での見える世界の違いを、すぐにでも感じられることになりますよ!
(浜本 哲治)
平賀源内作のエレキテル(複製)国立科学博物館の展示。Wikipediaより