杉田 玄白の名言 Genpaku Sugita

杉田 玄白(Genpaku Sugita)Wikipediaより

己上手と思わば、はや下手になるの兆(きざし)としるべし。

杉田 玄白 Genpaku Sugita

江戸時代の蘭学医 1733〜1817
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)


自然界はどこまでも成長、進化できる世界です。
完成や完璧はなく、常に変化、進化の余地があり、どこまでも洗練させることができ追求していくことができます。

また時の経過はあらゆるものを劣化、退化させ、永遠のものはなくそこには変化があるだけです。

もちろん才能、能力も常に変化し続け、これで完成という領域はなく、磨くチャレンジをやめてしまえばその瞬間から退化が始まっていきます。

こういう自然界の原理があるからこそ自然界は誰もが愉しめる世界になっています。

そして才能、能力を磨き続けられることが最もそれを高いレベルに誘うことになりますから、当初授けられた才能、能力のレベルで決まるのではなく、どのレベルを目指せるか目指すものをどれだけ明確にできるかでその実現される能力のレベルが決まります。
それが最大の才能、能力と言えるのが自然界です。

自然界は全て思いが実現していく世界でもあります。

誰にでも、どんなレベルの能力も思いさえあれば実現していきます。

もちろん、できない。ダメだ。という思いもそのまま実現していきます。

ですから限界は全て自分自身の思いが決めます。決して環境が決めるものではありません。

自分が実現できるのはここまでだと思えば、それ以上先に進むことはまずありません。

自然界はこういう世界ですから、向き合っていくべきなのは、例え競う相手がいたとしても、その相手でもなく環境でもありません。

逆に自分自身と向き合うのではなく、相手や環境と向き合おうとするから自分の枠、縛りを設けてしまうと言えるのかもしれませんね。

あなたの可能性は限度なく青天井にあります。

その際限なく可能性がある自然界で実現できることは思ったことだけです。

そして唯一の限界が、タイムリミットがあるということです。

タイムリミットがある自然界で無限にある可能性をできるだけ多く実現していくコツは、目指すものを目先から積み上げていこうとしないことです。

この方法は永遠に時間がある場合には有効ですが、それがない自然界ではゴールからブレイクダウンしてくることです。

そしてゴールの思い、夢の枠をどんどん広げていくことです。

今のアクションがどこに通じているものかで、アクション、チャレンジ自体が違ってきますし、具体的に起こる現象が違ってきます。

今や近い未来に対しての思考枠を取り払うにも、目先に設定した目指すものからではそれを取り払うことは難しいでしょう。

常に目の前のタイムリミットだけを感じていると、いつも可能性は限られていますから、そこで思考枠を崩してはいけません。

自分ではあまり認識していないケースが多いのですが、知らず知らずのうちに自分自身で縛りつけている自らの思考枠で、現実の今の中で苦悩している人は多いですね。

ただ、日常のストレスを感じない愉しめる行動はゴールから考えています。

しかし長いスパンになるとそれができなくなると言うのは社会、教育環境の影響も大きいでしょうし、自然界の原理、真理、基本ルールを心得ていないことが最大の要因でしょう。

あっという間に過ぎ去ってしまう人生の時間です。

ぜひその中で、どれほど遠くまで、どれほど高みまであなたの素晴らしい才能、能力を高められるかに最大の関心を持ち大いに期待してあげてください。

過去や今の状況で決してあなたの可能性を狭めないでください。

過去も今も、そして未来も間違いなく言えることは、あなたの思い通りになっている。
思い通りにしかならない。ということです。

無限に可能性だけのある自然界で、有限の時間を使ってどこまで実現していくか。
あなたの思い次第です。

(浜本 哲治)

『蘭学事始』明治2年刊。Wikipediaより
『蘭学事始』明治2年刊。Wikipediaより

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