マララ・ユサフザイの名言 Malala Yousafzai

マララ・ユサフザイ(Malala Yousafzai)Wikipediaより

1人の子ども、1人の教師、1冊の本、そして1本のペン、それで世界を変えられます。

マララ・ユサフザイ Malala Yousafzai

パキスタンのフェミニスト・人権運動家 1997〜
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)


一人の人間の力は小さなものですが、ただその小さな力で世界を変えていくことは充分に可能なことです。

それが自然界ですね。

もちろんその思いが、思い続けることが、そしてチャレンジし続けることが何よりも大切なことであることは間違いありません。

またもちろん、目指すものが自然界で本来目指すべき夢であることが必要なことは言うまでもありません。

科学や医学が進歩しても、相変わらず争いや病がなくなること、減っていく気配すら見えてこない人間界です。
減るどころか、増やしていこうとする動きが見え隠れしている状況でしょう。

今は人間同士で争っている場合でも、病んでいる場合でもありません。

今の人間界が進んでいる方向、目指している方向は、自然界で人類が存在できないようにしてしまう方向に向かっています。

一旦自然が動き出せば、人間はなす術もなく簡単に淘汰されてしまいます。

その向かっている方向、流れを変えていくには、一人ひとりが自分自身から、自分の周りから変えていくことです。

争いは戦争や紛争が起こっている場所だけの問題ではありません。
全体の問題やどこかで起こっている問題は、それはそのまま個々の問題でもあり、その投影でもあります。

身体の健康を考えるとわかります。
病気は病を発症している部分だけの問題ではありません。
全体を構成する個々の細胞にその要因があるので、たまたまある場所で発症しているだけです。

地球のどこかで起こることは、どこで起こってもおかしくないことですし、人間界のどこかで起こる問題も同様です。

争いの原因は一人ひとりの中にあります。
一人ひとりの中から争いの火が消えていかないと、人間界から争いがなくなることはないでしょう。

人間は様々な理由、理屈をつけて、誰かを排除したり攻撃することを正当化しようとします。

個人でも組織でもそうですね。

何も大きな争いだけが争いではありません。
武器を持つことだけが争いでもありません。
言葉や思いを持つことだけでも、それは充分争いの要因、争いそのものです。

様々な理由をつけて排除、攻撃することができるのであれば、心ひとつでその逆である、様々な理由を元に愛していくこともできるでしょう。

マララ・ユサフザイさんのこんな名言がありました。

私の魂が私に訴えてきます。
「穏やかでいなさい、すべての人を愛しなさい」と。

マララ・ユサフザイの名言


争いをなくすことは、まず何よりも自分自身の中から争いの原因を昇華させて、愛の要因にしていくことです。

病や飢餓の問題もそうです。

例えば水の総量は地球上で変わらないでしょう。
どこかに溜め込んでしまえば、必ずどこかで足りなくなってしまいます。

同じように地球上のどこかで無駄をすれば、それだけどこかで足りなくなるものです。

飢餓が日本には関係のないことではありません。
日本での無駄や贅沢が、どこかで足りない原因になっています。

健康、病は自然愛そのものです。
病と闘おうとしても意味はありません。

病は不自然を教えてくれている愛おしいものです。
その愛に気づき、自然に戻ることで根本的な解決になっていきます。

自然な生活、健康、無駄を手放すことを実践して、そのことを一人でも多くの人に伝えていくことです。

あなた自身の中から溢れ出す愛と健康が、あなたの身近なところから伝わっていって、あなたの周りから争いや病、不自然がなくなることを、ぜひ目指しチャレンジし続けてください。

世界平和、飢餓をなくす、病をなくすことは、あなたの目の前をそうしていくことで実現していきます。

ぜひあなたの目の前を世界だと考え、実践、実現してください。

(浜本 哲治)

2013年、フランス・ストラスブールでのサハロフ賞授賞式にて Wikipediaより
2013年、フランス・ストラスブールでのサハロフ賞授賞式にて Wikipediaより

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