フランシス・クリックの名言 Francis Harry Compton Crick

フランシス・クリック(Francis Harry Compton Crick)Wikipediaより

あなた自身、その喜びも悲しみも、記憶も大志も、自己のアイデンティティーも自由意志も、実は、膨大な神経細胞群とそれに関連する分子の、反応の結果に他ならない。

フランシス・クリック Francis Harry Compton Crick

イギリスの科学者 DNAの二重螺旋構造の発見者 ノーベル生理学・医学賞受賞者 1916〜2004
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)


フランシス・クリックさんのこんな名言もあります。

私たちは自分が何をしようとしているかはわかっているが、何がそれを実行させているかということは認識していない。

フランシス・クリックの名言


どのようにしてその現象が起こるかは、どんどん解明は進んでいますが、なぜそうなっているのかはまだまだ解明が待たれるところです。
根底、根源は、どの分野から追求していっても同じところに辿り着くものでしょう。

自然界はいくつもの根源があるような複雑なものにはなっておらず、根源がシンプルだからこそ絶妙なバランスが取れていくものでしょう。

そしてどんなにミクロ、マクロの解明が進んでも、人間自身が成長ではない進化を実現していかなければ、その解明も真価を発揮できていかないでしょう。

どの分野から誰が追求していっても同じところに辿り着くとすれば、全ては繋がっていることになりますから、そこに優劣もなければ上下もありません。

優劣や上下などを付けたがる人間界ですが、その影響で争いも、病も、飢餓さえも増え続ける未熟な世界になっています。

ここまで先人たちの解明が進んだら、それを活かして進化を実現していくのが先人たちの恩に報いることでしょう。

ミクロな解明もどんどん進んでいますが、もちろんそれは過程であり、どこまでも深くその先がありますが。

ここまで解明しても果てがなく、どこまでもミクロの世界が存在することがわかれば、少し想像力を働かせれば、そのミクロの追求がどこに辿り着いていくのかはわかってくるでしょう。

物質も意識も根源は同じことがわかれば、あらゆるものの根源は同じところにあります。

その途中に存在しているもの同士で、また途中までしか辿り着けていないもの同士で、争いなどをしても意味も価値もないことは明らかなことでしょう。

あらゆる分野、人から、さらに深く追求が進めるように手を取り合っていくことですね。

これは学問の分野、人種、宗教などに限らず、一人ひとりの人間としての追求も同じでしょう。

根源から考え感じてみること、根源に向けて才能、能力、夢を追求していくこと。

それは一人ひとり違う道になりますが、向かっていく方向は同じですし、沿っていくべき自然界の基本ルールも同じです。

誰とも敵対するものでもありませんし、根源では繋がっていますし、そこに向けて追求の旅をする同志ですね。

そして一人の人間として才能、能力を深く根源に向けて追求していくのに、難しい学問的なことを理解する必要はありません。

これは人間は得意分野ですね。
便利さを追求する中で、その構造もメカニズムも詳細を知ることなく、使い方だけで様々な機械や機器を使いこなしていますからね。

それを人生の、才能の追求にも当てはめて追求を進めていけばいいだけです。

どうぞ根源に向けてあなたの人生、才能をどこまでも深く追求してください。

そして大切な人の追求にも、自然界の原理原則を届けることで手助けしてあげてください。

(浜本 哲治)

DNAの二重螺旋構造 クリックとワトソンとの共同研究によって、世界で初めて同定されたDNAのとる立体構造。Wikipediaより
DNAの二重螺旋構造 クリックとワトソンとの共同研究によって、世界で初めて同定されたDNAのとる立体構造。Wikipediaより

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