谷崎 潤一郎の名言 Junichiro Tanizaki

谷崎 潤一郎(Junichiro Tanizaki)Wikipediaより

子どもと云うものは、ちっとも大人と違っていない。
大人が理屈で知ることを、子どもは直感で感ずるだけだ。

谷崎 潤一郎 Junichiro Tanizaki

小説家 1886〜1965
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)


子どもは天才とよく言われますが、小さい頃は神童と呼ばれていたのに、大人になると普通の人になってしまう人も多いものです。

子どもが天才と言われる所以も、その才能が閉じ込められてしまう現象も、人間界の多くの環境、状況を見れば、いたって自然な現象と言えるでしょう。

そこには、脳の使い方の影響があることは間違いないでしょう。
脳の思考領域と潜在領域ですね。

子どもの頃は、知識や情報が多くはないですから、思考より思感が働きますから、純粋にパフォーマンスも発揮されますし、思考を超えた能力が発揮されることにもなります。

これは、ビギナーズラックなどの現象にも言えることなのですが、その後に知識や情報、経験が増えてくると、人間はどんどん思考が優位になっていき、本来の才能、能力が影を潜めることになります。

このことを感じてみてもわかるように、人間の思考領域と潜在領域には、才能、能力の発揮、醸成に得手不得手を感じさせるほどの、圧倒的な差があります。

才能、能力の発揮は、脳の使い方を体得していけば、ビギナーズラックの状態を続けることも、天才的な能力を埋もれさせることなく、さらに磨いていくこともできます。

その他にも、様々な場面で思考と思感の使い分けが上手くいっていなくて、せっかくの能力や可能性、チャンスをものにできずに、もったいないことになっているケースはあまりにも多いですね。

あなたが得意とする能力は、あなたの中でも、また、たぶん周りと比較しても突出した能力になっているでしょう。

その能力を、いかにさらに特別な能力にまで高めていけるかが、人生の最大の愉しみと言ってもいいでしょう。

発揮できた能力は、本来持っている能力のわずかな部分でしかありませんから、引き出していこうとすれば、もっとどこまでも伸ばした能力が引き出せます。

そして、少しでもレベルの高い能力を引き出せれば、潜在領域では、またさらに潜在能力が膨らむことになります。

思考と思感の使い分けは、ちょっとしたコツを掴めば、わりと簡単に使い分けることができます。

能力は本来、どこまでも進化、向上していけるものです。
それは、人間の身体的な機能低下を補って余りあるほどに進化できるものです。

ぜひあなたの素晴らしい能力も、下降させたり、埋もれさせることなく、どこまでも進化させてください。

そのコツは、思考を手放す感覚を覚え、自在にできるようにしていくことです。

これは、閃きを引き出すコツと同じですが、閃きを自在に引き出せるようになっていけば、潜在能力を引き出すことは非常に簡単なことになっていきますね。

あなたの脳を信じて、余計なことは考えないこと。
これが、シンプルですがとても大事なことです。

これまでに紹介した谷崎 潤一郎さんの名言です。

(浜本 哲治)

芦屋市谷崎潤一郎記念館 Wikipediaより
芦屋市谷崎潤一郎記念館 Wikipediaより

LINEで送る