フランツ・リストの名言 Franz Liszt

フランツ・リスト(Franz Liszt)Wikipediaより

未来という無限の王国に向けて、できるだけ遠く槍を投げる事だ。

フランツ・リスト Franz Liszt

ハンガリー出身のピアニスト 作曲家 1811〜1886
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)


今にも無限の可能性がありますが、未来にはもっと可能性があります。

今の一瞬だけでは物理的な限界が出てきますから、可能性を試してみるのに制約がありますが、時間のエネルギーが使える未来の可能性はそれだけで大きなものになります。

その無限のさらに広がる未来を存分に活用していくには、できるだけ遠くに向けてエネルギーを放出しておくことが可能性を広げることに繋がっていきます。

例えば目の前の近未来に向けて、そこで使えるだけの質や量のエネルギーを放出していると、その近未来までの可能性しか使えないことになります。

もっと遠くの未来に向けて放たれたエネルギーは、もちろん近未来でも様々な可能性の時空を通過していきますので、様々に活用できる可能性は広がっていきますし、遠い未来での可能性も多く探ることができます。

このようにできるだけ遠い未来の夢を明確にしていくことは、今あなたが放つ様々なエネルギーの可能性を何倍にも膨らませることになります。

これはあなた自身の可能性を広げることにもなりますが、それはそのまま人間界の可能性を膨らませることにもなります。

フランツ・リストさんのこんな名言がありました。

私を真似てはいけない。私のやり方で私は成功出来たが、あなたはきっと失敗するだろう。
これは私だからできたとしか言えないのだ。

フランツ・リストの名言


後に続く人たちのために道を切り拓き、残してあげることは大切なことですが、人が違えばやり方も可能性も違ってきますから、もし残すとすれば自然界の真理に沿った本質の部分だけになるでしょう。

そういうものを残しておくことも、それはそれで大切なことですが、それよりも後に続く人たちのためには、誰にも真似できない領域まで、あなたにしかできない方法でも到達して行くことの方が大切なことでしょう。

どんな方法でも突破口を拓き到達できることさえ実感できれば、後に続く人たちは、また自らのやり方などでどんどんその領域に突入してきてくれます。

同様に先人が切り拓いてくれた領域も同じで、同じ方法などでそこに到達しようとしても、これはなかなか難しいことですが、その領域やそれよりさらに深い領域に辿り着けるイメージができれば、もちろん先人のやり方も参考にしながらも、あなた独自の方法で辿り着いていくことですね。

あなたにはあなたの得意の分野で、あなたにしか辿り着けない領域が必ずあります。
ぜひそういう領域に足を踏み入れてください。

フランツ・リストさんの名言です。

私はピアノのパガニーニになる!そうでなければ狂いそうだ!

フランツ・リストの名言


パガニーニさんはヴァイオリン超絶技巧奏者として名高く、その演奏技術は悪魔に魂を売り渡した代償として手に入れたものだと噂されるほどのものだったようですが、そのパガニーニさんの演奏を見てリストさんがおっしゃったようです。

誰にでも一途にエネルギーを注ぎ込めば、誰にも到達できないような領域の能力を発揮できるものです、例えそれが同じ分野のものだとしても、その分野を掘り下げる領域、道筋は違います。

フランツ・リストさんのこんな名言もありました。

指が5本ついている手が二つあると思うな。
身体から10本の指が生えていると思え。

フランツ・リストの名言


独自の領域を切り拓いていくには、見えているものを、例えば一般的に言われているように捉えるだけでは独自の領域は見えてきません。

見方、捉え方、発想を可能性を広げる方向に思考枠を突破させていくことが大切です。
常識と言われているようなことには特に囚われないことですね。

これまで紹介したフランツ・リストさんの名言です。

(浜本 哲治)

リストの一生(左から少年期・青年期・壮年期・老年期)Wikipediaより
リストの一生(左から少年期・青年期・壮年期・老年期)Wikipediaより

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